日本人が勝つならソニーオープンが絶好のチャンス! その攻略法とは!?
2016年1月25日(月)午後5:28
ソニーオープンイン ハワイは14日からハワイ州ワイアラエCCで開催する。この大会は83年に青木功が最終日の18番ホールでチップインイーグルを決めて、日本人初となる米ツアーでの優勝を飾ったことで日本でもなじみ深い大会となっている。毎年多くの日本人選手が参戦しており、今年は石川遼、岩田寛、片岡大育、小平智、谷原秀人、宮里優作、武藤俊憲の7人が出場する。
(写真提供:Getty Images)
今大会の開催コースはPGAツアーのなかでも易しいコースと言われており、環境慣れしていない日本人プレイヤーでも十分にチャンスはある。では「ワイアラエCC」の攻略法はなにか、今大会の14年と15年のチャンピオンでもあるジミー・ウォーカーのプレーを参考に見ていこう。
トリップ・アイゼンハワー
「年を明けて、波に乗って弾みをつけるのにうってつけのコースです。ツアーのなかでも易しいコースですから多くのバーディを奪えますが、そのためにはフェアウェイキープがカギとなります。ウォーカーがこのコースと相性がいいのは、フェアウェイを確実にキープできるから。データを見ても彼のフェアウェイキープ率は平均を上回っており、14年の大会では平均49%に対して54%、15年の大会では平均52%に対して63%となっています。ロングヒッターのウォーカーがフェアウェイからグリーンに向けて短いクラブで打てれば、優勝争いで有利なのは当然。このコースはツアーのなかでフェアウェイキープが7番目に難しいので、ある程度距離を稼いで曲がらない選手が有利といえるでしょう」
ジミー・ウォーカー
「過去2年続けて、ティーショットの好調が優勝に繋がりました。このコースはとても狭く、硬いフェアウェイをとらえるのは簡単ではありませんが、いいショットが打てました。また、2つしかないパー5でスコアを伸ばすことも勝因ですね」
やはり日本人選手でも球が曲がらないとして知られている谷原秀人はこのコースと相性がよく、14年には4日間TOP10をキープして8位でフィニッシュ。PGAツアーで初優勝をするならばこの大会が絶好のチャンスといえるだろう。果たして結果はいかに!?
ゴルフセントラル 1月13日号より
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