海外女子

野村が首位タイで決勝ラウンド進出！　美香は13位タイ　藍、さくらも予選突破

2016年1月24日（日）午前9:25

　米女子ツアーの今季初戦、ピュアシルクバハマLPGAクラシックが現地時間29日、バハマのオーシャンクラブゴルフコースを舞台に第2ラウンドの競技を終え、3アンダー70で回った野村敏京が通算8アンダーで首位タイをキープ。宮里美香はスコアを1つ落として通算4アンダー13位タイにつけた。

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　初日の「68」で美香らとともに首位タイ発進を切った野村。アウトスタートのこの日は3番でバーディを先行させると、続く4番パー5でもきっちり伸ばして連続バーディ。直後にこの日最初のボギーを叩くも下を向かず、7番からは再びの連続バーディで勢いを保った。

　すると、後半も立ち上がり11番から3ホールで2バーディ。そこから2ボギーと失速したことは悔やまれるが、初日トップに並んだ7人で首位を保ったのはチャーリー・ハル（英）と野村だけ。ツアー初勝利へのポールポジションで週末を迎えることとなった。

　一方、2012年以来のツアー2勝目を目指す美香は、前半を2バーディ、ノーボギーで折り返すも終盤に落とし穴。2アンダーで迎えた14番から連続ボギーを叩くと、16番では痛恨のダブルボギー。最終18番バーディ締めで、3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの内容となった。とはいえトップとの差は4打と依然として優勝も狙えるポジションを維持している。

　そのほかの日本勢は、78位タイから出た宮里藍が4バーディ、2ボギーの2アンダー71と伸ばして通算イーブンパー46位タイに浮上。同じく78位タイからスタートの横峯さくらはイーブンパー73で回り、通算2オーバー69位タイで予選ラウンドを通過。その一方、45位タイから上位進出を狙った上原彩子は「79」と大きく崩れ、通算6オーバー95位タイで決勝ラウンドを前に姿を消している。

　野村と首位に並んだのは、ハルとミーガン・カーン（米）の2人。昨季覇者のキム・セイヨン（韓）とアンナ・ノルドクビスト（スウェーデン）、カトリオーナ・マシュー（スコットランド）ら強豪が1打差4位タイに名を連ねた。そのほか、ロレックスランキング（女子世界ランキング）No.3のステイシー・ルイス（米）はこの日「68」と大きく伸ばし、通算5アンダー10位タイで大会を折り返している。