野村は13位タイ、美香は19位タイで最終日へ トップの19歳・C.ハル、A.ノルドクビストをS.ルイスらが1打差で追う
2016年3月15日(火)午後2:32
米女子ツアーの今季初戦、ピュアシルク バハマLPGAクラシックが現地時間30日、バハマのオーシャンクラブゴルフコースを舞台に第3ラウンドの競技を終え、首位タイから出た野村敏京は1オーバー74のラウンドで通算7アンダー13位タイに。宮里美香は1つスコアを伸ばし、通算5アンダー19位タイで最終日を迎えることとなった。
初日から68-70と伸ばして首位タイを続けていた野村。この日は4番でのボギー先行から前半を1オーバーで折り返すも、後半は10番、15番と伸ばして1アンダーまで持ち直す。しかし、ここまで2日連続でボギーを叩いていた16番パー4でまたもスコアを落とすと、最終18番パー5でも1つ後退し、3バーディ、4ボギーで順位を下げている。
13位タイから上位進出を目指した美香は、前半5番から3連続バーディをマーク。後半もその勢いでバーディ量産といきたいところだったが、14番でこの日初めてスコアを落とすと、さらに16番パー4で痛恨のダブルボギー。それでも最終18番をバーディで締めて上位戦線に踏みとどまった。
そのほかの日本勢は、69位タイからスタートの横峯さくらが、4バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの1アンダー72で通算1オーバー64位タイ。46位タイで決勝ラウンドに入った宮里藍は2オーバー75と苦戦し、通算2オーバー69位タイに後退となった。
3日目は風も弱まり比較的伸ばしやすい状況でもあったが、日本人4選手ともにそれを生かし切れない結果に。それを尻目に、イルヒー・リー(韓)ら3人がこの日ベストの「66」で回り、ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.3のステイシー・ルイス(米)は6アンダー「67」で10位タイから3位タイまで浮上。流れに乗れなかった日本勢だが、最終日のチャージで上位進出となるだろうか。
通算12アンダーの首位に並んだのは、アンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)と19歳のチャーリー・ハル(英)の2人。ハルはこの日「69」で初日からの首位の座を維持している。1打差の3位タイには昨季覇者のキム・セイヨン(韓)とルイス、キム・ヒョージュ(韓)が続く。
なおこの日、ハナ・ジャン(韓)が8番パー4でエースを達成。218ヤードの距離を3番ウッドで直接カップに沈め、ツアー史上初の“パー4でのアルバトロス"を達成している。
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3日目再放送 1月31日(日) 午後12:30?14:30
最終日 2月01日(月) 午前5:00?7:00※最大延長 午前8:30まで