リオ五輪出場権争い ?日本女子?
2016年1月5日(火)午後1:56
2016年、ブラジルで開催されるリオデジャネイロ五輪でゴルフ競技が112年ぶりに復活する。出場選手は世界ランキングをベースとなって作られる、オリンピックランキング上位60名。現地時間7月11日に出場選手が決定となり、出場権争いは残り約半年となった。
丸山茂樹がヘッドコーチを務める日本だが、女子代表を巡る戦いは熾烈を極めている。現在の日本勢トップは世界ランキング36位の大山志保。そして、続く同37位に宮里美香がつけており、このままの順位でいけばこの2人が選出されることとなる。しかし、55位の上田桃子を筆頭に、58位の渡邉彩香、64位の成田美寿々、65位横峯さくら、70位菊地絵理香、71位鈴木愛とその座を狙っている選手は多い。
美香、横峯らが主戦場とする米女子ツアーは1月末に新シーズンが開幕し、出場選手決定までに20試合(うちメジャー3試合)が予定されており、好成績を収め続けなければ順位をキープできないというリスクはつきまとう。一方で、好成績を残せば世界ランクでの上位進出も可能で横峯、野村敏京にもチャンスはある。
一方、多くの選手が主戦場としてる国内ツアーは3月3日のダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント(沖縄県琉球ゴルフ倶楽部)で開幕。期日までは18試合(うちメジャー1試合)が行われる予定となっている。米ツアーに比べて得られるポイントは少ないものの、上位進出の可能性が高いだけに上田、渡邉、成田,菊地らは開幕からスタートダッシュを狙っているだろう。また、勝利を積み重ねる事が出来れば、現在世界ランクの下位に位置する選手にも可能性は残されている。
写真提供:Getty Images