オフの練習不足が原因? 今季初Vへショット復調目指すJ.デイ
2016年1月8日(金)午前10:44
今週の米男子ツアーは“キング"ことアーノルド・パーマーのお膝元、ベイヒルクラブ&ロッジで開催されるアーノルド・パーマーインビテーショナル。レジェンドの名を冠した招待試合に、出場3試合連続Vを狙うアダム・スコットや世界ランク2位のローリー・マキロイ、同3位のジェイソン・デイ、そして松山英樹ら世界のトッププレーヤーが集結する。
その一方、世界No.1のジョーダン・スピースは欠場となっており、ともに王座奪還を目指すマキロイ、デイは何とか結果を残したいところだ。そんな強豪2人は当然、今大会でも優勝候補の一角に挙げられているが、両選手の課題は対照的で、相変わらずパッティングのムラを指摘されるマキロイに対し、デイはストロークス・ゲインド・パッティングで現在3位とグリーン上で好調。しかし、持ち味の一つであるショットが精彩を欠いている。
(写真提供:Getty Images)
ジェイソン・デイ
「ティーからグリーンまでボールストライキングをもう少し良くしたいね。チップショットとパットは悪くない。去年せっかくフェアウェイキープ率とパーオン率が良くなったのに、その後の3か月のオフの間に練習しなかったことが響いているんだ」
米国Golf Channel解説のマーク・ロルフィングいわく「スピースとマキロイを足して割った」ようなデイは、パワーと繊細なタッチを兼ね備え、ドライバーショットもパッティングもハイレベル。昨季はそんな万能ぶりで全米プロ含め年間5勝を挙げ、“キング"パーマーのような親しみやすさで一躍スター選手となった。しかし、長女誕生による昨季終了後からのオフが今季に少なからず影響しているようだ。
とはいえ、「不安があるわけではない」と復調を見据えるデイ。「過去数週間で良くなりつつあるという手応えを感じているので、これまで通り練習を続けるだけ。今週、ショットが好調なら良い成績を残せると信じているよ」とあくまで前向きだ。改修により、例年以上に良いコンディションとなったベイヒルでどのようなプレーを見せてくれるか、今から興味は尽きない。
ゴルフセントラル 3月15日号より
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