J.スピースに質問「2015年の“アンコール”は期待できる?」
2016年1月9日(土)午前11:18
米男子ツアーの年明け初戦「ヒュンダイ トーナメント オブ チャンピオンズ」。世界ランクNo.1のジョーダン・スピースを筆頭に、ジェイソン・デイ、バッバ・ワトソン、リッキー・ファウラー、ダスティン・ジョンソンといったトッププレーヤー32人が集結する同大会で新年早々ハイレベルな戦いが繰り広げられる。
(写真提供:Getty Images)
舞台となるのはハワイで2番目に大きな島、マウイ島。開催地のプランテーションコースはPGAツアーでも特に歩いて回るのが大変なコースだ。昨年大躍進の一年を過ごしたスピースは一足早く先週水曜に現地入りし、海で魚を突いたり、崖から飛びこんだりと束の間の休息を満喫した様子。今週火曜にはカートを使って他の4選手と練習ラウンドを楽しんだ。そんなスピースが開幕前の記者会見に登場し、大会への印象や2016年への意気込みについて語ってくれた。
……先週金曜にいち早く会場入りしたと聞きましたが?
ジョーダン・スピース
「私たちが到着したのは水曜日です。他の選手たちはよその新しいコースを見に行っていたようで、一番乗りかどうかは分かりませんが、ここは素晴らしい所です。崖から海に飛びこんだり、スピアフィッシングも楽しみました。普段なかなかそういう時間は取れませんからね。最高のひと時を過ごしました」
……モリで魚を突いたりしたんですか?
「ゴムバンドのあとが、まだ腕に残っています。マイケルは上手でしたが、私のテクニックは通用しなくて、結局一匹も捕まえられませんでした」
(写真提供:Getty Images)
……コースの印象は?
「ここはお気に入りのコースです。芝目の強いバミューダ芝で、起伏も多く変化がある分、風を読むのがいっそう難しく、予想外のショットが出ることもあります」
……ツアーで慣れている芝とは異なりますが、難易度や調整方法については?
「バミューダ芝のコースは確かに少ないかもしれませんが、私は慣れ親しんでいますし、得意としています。ジミー・ウォ?カ?もそうですが、テキサスやフロリダ出身のゴルファーならそういう芝で練習していますからね。大きな調整は必要ありませんが、注意しなければいけないのはチップショット。ラフから打つ際は他の芝と異なるショットが求められます。グリーンの傾斜にも注意が必要で、とにかく芝目を読むことが重要です」
……再三聞かれたかと思いますが、2015年の「アンコール」は期待できそうですか?
「どうでしょうか。アンコールというとそれが終わればショーも終わりと聞こえてしまいますが、この先40年は現役で活躍したいです。現時点で私のキャリアが折り返し地点に来ているとはまったく思っていません。これまでと同じように、毎日全力を出し切ることしか考えていません」
ゴルフセントラル 1月6日号より
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