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タイガー・ウッズ過去と今のスイング比較 Vol.1 ?1997年メルセデス・チャンピオンシップ?

2016年1月23日（土）午前9:07

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タイガー・ウッズ

　2016年のファーマーズインシュランスオープンは、マンデーフィニッシュの末にB.スネデカーの勝利で幕を閉じました。しかし、この大会はタイガー・ウッズが7勝を挙げ最多勝利数を記録している大会でもあります。

　2015年は腰のケガに悩まされ、公式会見で無期限で休養することを発表したタイガー。しかし、全盛期には誰もを魅了する多彩な才能でファンを沸かせ、そのスイングはいつの時代にも評価され、いまなお多くのプレーヤーの参考となるはずです。そんなタイガーのスイングを、ツアープロコーチの内藤雄士氏がわかりやすく解説。デビュー当時のキレのあるスイングから、ワールドランキング1位に返り咲いた2013年のスイングまでシリーズでお届けします。

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Vol.1 1997年メルセデスチャンピオンシップ

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1997年、21歳の頃のタイガーのスイングです。非常に体が柔軟でキレがあります。特に注目したいポイントは「頭の軸」。軸が変わらないなかでしっかりとしたショルダーターン（肩を大きく動かす）ができています。バックスイングでは左脇が右の股関節まで動いていて、インパクトでも右肩がしっかり戻ってきています。この大きなショルダーターンがタイガーの大きな飛距離を生んでいます。