【ソニーオープン】「焼きそば」で繋がるハワイから東北へ笑顔の絆
2016年1月20日(水)午後3:24
大会期間中のギャラリープラザは、多くの人たちで賑わいます。 ハワイアンフードやハンバーガーなど、ハワイおなじみのローカルフードが販売されているなか、日本のギャラリーブースではおなじみですが、ハワイでは目を引く「焼きそば」のブースがありました。
ピンクのTシャツ姿で焼きそばを焼いているのは、ここハワイで不動産業を営み、会場のワイアラエCCのメンバーでもある竹林さん。2012年から出店されているそうです。
この「焼きそば屋」を出店するきっかけとなったのは、3.11の東日本大震災。震災当時、自分の暮らすハワイでも、たくさんの人たちが様々な活動をしていることを目の当たりにし、自分にも何かできることはないか?役に立つことができないか?と考え、ソニーオープンで「焼きそば屋」を出店することを思いついたそうです。そして、ここで売り上げた収益金すべてを使い、今度は被災地3県(福島県、宮城県、岩手県)へ赴いて、無料で焼きそばを振る舞います。昨年2015年は、全部で7回、1回の滞在で2?4か所を回って焼きそばをふるまった、とのこと。
「子供たちの笑顔がうれしくてね。『おじちゃんまた来てね』とか言ってくれるんですよ。そうやって声かけてもらえると、絶対また来よう、焼きそばをつくろう、と思いますよね」と竹林氏。
来ているTシャツは、焼きそば2万食サーブ記念に作成したもの。次は2万5千食突破で新しいTシャツを作るそうです。竹林さんの焼きそばがギャラリーのお腹を満たすことで、今年も東北の子ども達に笑顔が届くことでしょう。
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2日目 1月16日(土) 午後15:00?(再放送)
3日目 1月17日(日) 午後11:00?(ダイジェスト)
最終日 1月18日(月) 午後11:00?(ダイジェスト)
写真提供:Getty Images