米本土で岩田が上位狙う P.ミケルソンは今季初出場
2016年1月28日(木)午後1:03
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米男子ツアーの2016年米国本土初戦、キャリアビルダーチャレンジin partnership with ザ・クリントンファウンデーションが現地時間21日、カリフォルニア州PGAウエスト・TPCスタジアムコースを含む3コースを舞台に開幕。おなじみのプロアマ戦だが、スポンサーは昨年までのヒュマナから人材支援ウェブサイトのキャリアビルダーへ変更となった。
日本からは、今季米ツアー7戦目となる岩田寛が出場予定。ここまでのベストは昨年11月のRSMクラシックでの44位タイで、前戦は予選落ちと奮起が求められている。今週は国内ツアーでは見られない3コースでの変則予選となるが、持ち前の爆発力でスタートダッシュとなるだろうか。
3コースで特に注目されるのは、1987年以来初めて大会に復帰したメインコースとして使われるスタジアムコース。ピート・ダイ設計のコースは全米でもトップ10に入る高難度で、特にパー3浮島グリーンの17番は選手を悩ませる。また、ニクラウス・トーナメントCも新コースだが、下部ツアーでは多くの選手の夢を砕いてきたことで知られる。例年は最難関と見られていたおなじみのラ・キンタCCが最も優しくなるのかもしれない。
優勝候補の筆頭は、2014年に大会記録で優勝したパトリック・リード(米)。おまけに6戦連続のトップ10入りと調子も絶好調だ。前戦のヒュンダイ トーナメント オブ チャンピオンズでは絶好調のジョーダン・スピース(米)を前に2位に終わったが、4日間通じて1ボギーの安定感抜群のパフォーマンスを披露した。調子の良さ、大会との相性を考えれば優勝争いに絡んでくる可能性は高い。
また、出場選手で注目が集まるのは今季初戦となるフィル・ミケルソン(米)だ。昨季はマスターズで2位に入ったものの、最後まで白星のないまま不本意な成績に終わった。ザ・プレジデンツカップ以来久々の実戦ではあるが、過去2勝を挙げている大会で好スタートを切りたい。
今大会には、その他にも昨季覇者のビル・ハース(米)、マット・クーチャー(米)、ザック・ジョンソン(米)らトップクラスの選手が出場。米本土で今年最初のチャンピオンに輝くのは誰になるだろうか。
「キャリアビルダーチャレンジin partnership with ザ・クリントンファウンデーション」全ラウンド生中継!大会初日の模様は1月22日(金)午前5時?お届け!!スマホ・PC・タブレットでも視聴可能!
初日 1月22日(金) 午前5:00?9:00
2日目 1月23日(土) 午前5:00?9:00
3日目 1月24日(日) 午前5:00?9:00※最大延長午前10:00まで
最終日 1月25日(月) 午前5:00?9:00※最大延長午前10:30まで
写真提供:Getty Images