松山英樹、香妻琴乃 4時間に及ぶチャリティーサイン会に1000人参加
2016年2月20日(土)午前11:00
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4月17日、マスターズを終えて日本へ一時帰国していた松山英樹が熊本地震のためのチャリティーサイン会を神奈川県の藤沢ジャンボゴルフで開催した。
「昨日の朝起きてTVやネットのニュースで地震の被害が収まらない状況を見て、自分に何か出来ることはないか…」そう思ってすぐに行動に移した松山は関係者に相談し、昨日午後に急遽チャリティーサイン会の実施が決まった。
「KKTバンテリン杯」が中止になり鹿児島の実家に戻っていた香妻は「何かしたいと思っていたけど、何をすればいいかわからないでいた。そんな時に松山さんから声をかけて頂いて」と松山の呼び掛けに賛同し参加した。
当日は雨と強風が吹く荒天の中、開始3時間前の9時には既に参加者が来場。開始直前の12時には400台収容可能な駐車場も一杯になるほど多くの人が足を運んだ。
「昨日の今日でどのくらいの人が集まってくれるか不安だったけど、これだけ多くの方に集まって頂き感謝しています。改めて多くのファンの方に支えられていることを実感しました」と松山か話すように当初、14時で終了する予定だったサイン会は長蛇の列に。関係者によるとおおよそ1000名を超える人が会場に訪れ、受付時間内に並んだ最後の人がサインを終えたのは16時だった。
4時間以上に及ぶサイン会となったが、一人一人と言葉を交わし、笑顔で握手する二人。香妻は「すぐに被害は収まるものではないので、今日のように自分に出来ることを続けていきたい」とコメント。松山も「熊本はいま大変な時期。自分に出来ることはそんなに無い。被害にあった方はTVなんて見られる状況にないと思うけど、一試合一試合でしっかりと結果を出して、良いニュースを届けたい」と冷静に今の状況を見つめ、素直な想いを自分の言葉で語った。
5年前の東日本大震災を振り返り、「当時は物資を運んだりしたが、本当に困っている人に必要なものが届いていないこともある」と話し、「今日集まった義援金は本当に困っている人のために支援できるようにしたい。」と語った。
何度も繰り返した言葉。
“困っている人のために…"
その言葉には松山の素直な想いが現れているように感じた。
約1000人が参加したチャリティーサイン会。義援金の送り先については松山本人と関係者が相談して決めるという。
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