国内男子

今季も遅れをとる日本勢　好調の飯島が連覇に挑む

2017年3月2日（木）午後2:10

　国内女子ツアーの第3戦、Ｔポイントレディスゴルフトーナメントが18日からの3日間、鹿児島県の鹿児島高牧カントリークラブを舞台に開幕する。ディフェンディング・チャンピオンの飯島茜ら日本人選手が今季初勝利を狙う。

　同ツアーは昨季に続いて今季もテレサ・ルー（台）、イ・ボミ（韓）と外国人選手の連勝で幕開け。今大会でもルーとイ・ボミに加え、キム・ハヌル、申ジエ、李知姫（いずれも韓）、ベイブ・リュウ（台）ら有力外国人選手が出場し、日本勢の前に立ちはだかる。

　国内勢でもっとも期待されるのは、昨季大会で全美貞（韓）とのプレーオフの制し、ツアー通算７勝目を挙げた飯島だ。最終日、全美貞と並んで通算3アンダーでホールアウト。6ホール目に飯島がバーディを奪い、1時間47分にも及ぶ死闘を制した。飯島は前週のPRGRレディスでもプレーオフに持ち込み、調子は上向きで、2連覇を狙う。

　ほかにも優勝経験のある森田理香子、一ノ瀬優希に加え、上田桃子、渡邉彩香、菊地絵理香といったトップ選手が参戦する。契約プロの木戸愛は昨季首位と8打差の29位、一昨季は46位と優勝争いに絡めずにいる。今年は意地を見せられるだろうか。

　また、昨年大会で話題となったのは日本女子ツアー初の試みであるインターネットLIVE中継だ。3日間の合計PV数は、過去最高の数字となる約137万PVで総アクセス国数は約70カ国。視聴台数は、プレーオフ時に約6万7000台を記録する盛り上がりをみせた。