B.グレイスが逆転でツアー初V! L.ドナルドは逃げ切りならず…
2016年2月22日(月)午後0:33
米男子ツアーのRBCヘリテイジが現地時間17日、サウスカロライナ州のハーバータウンGLで最終ラウンドの競技を終え、トップと3打差から出たブランデン・グレイス(南ア)が「66」で逆転のツアー初優勝。前日単独トップのルーク・ドナルド(英)はスコアを伸ばせず、トップと2打差の通算7アンダー2位タイに終わった。
3打差5位タイからの逆転劇を見せたグレイスは、4メートルを沈めた1番から連続バーディで飛び出すと、4番ボギーのあとも5番、6番と立て続けに伸ばして勢いを弱めず、前半のうちにさらに1バーディとチャージをかける。
すると、その後も12番、13番でバーディと流れを切らさなかった27歳はこの時点で3打差のトップに。その後は1ボギーと伸ばせずも2打差で後続を振り切り、欧州7勝の強豪は「帰ったら盛大なパーティーだ」と米ツアー初白星に笑顔を見せた。
今大会で過去3度の2位(タイ含む)入りを記録していたドナルドは、またもタータンジャケットに手が届かず。前日の難コンディションを「69」で回り、混戦ムードのリーダーボード最上段を射止めた38歳だったが、この日は2バーディ、2ボギーの足踏み。グレイスに逆転を許し、ラッセル・ノックス(スコットランド)と並ぶ2位タイで約4年ぶりのツアー優勝とはならなかった。
通算7アンダーの4位タイに入ったのは、ブライソン・デシャンボー(米)とケビン・ナ(米)の2人。今大会がプロデビュー戦となったデシャンボーは5バーディ、2ボギーの3アンダー68のラウンドで、72ホールを「70-69-72-68」で回り終えている。そのほか、3日目に「79」の大叩きを演じた世界王者ジェイソン・デイ(豪)は、この日「68」で通算1アンダー23位タイに順位を上げて4日間を終えた。
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【見逃し配信】2015-16RBCヘリテイジ
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最終日 4月18日(月) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)