海外女子

野村、W宮里ら日本勢5人が出場　好相性の藍は上位フィニッシュ狙う

2016年4月11日（月）午前8:37

　米女子ツアーのJTBCファウンダーズ・カップが現地時間17日、アリゾナ州のワイルドファイアゴルフクラブ at JWマリオットフェニックスデザートリッジリゾート＆スパを舞台に開幕。“ファウンダーズ＝LPGAツアー創始者の13人"に敬意を表して創設された同大会は、2011年の第1回大会から今年で6回目の開催となる。

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　日本勢は今季2勝目を目指す野村敏京や宮里藍、宮里美香、横峯さくら、上原彩子の5選手が参戦。昨季大会で日本勢トップの17位タイとなった藍は、2012年に1打差2位タイ、2013年には初日に大会記録の「63」をマークして単独2位に入っている。昨季は最終ラウンドの「66」で巻き返す展開となったが、とにかく「勝ちたい」と意気込む今季こそは、節目のツアー10勝目へ向けて初日からエンジン全開といきたい。

　また、前月のツアー初優勝からさらに波に乗りたい野村は、今大会4度目の出場で自己ベストは昨季の24位タイ。前戦のHSBC女子チャンピオンズでは最終ラウンドで「74」を叩き20位タイ後退となったものの、今季は開幕からの5試合で優勝含むトップ5入り2回、トップ15入りは4回を数えるなど好調を続ける。昨季覇者キム・ヒョージュ、エイミー・ヤン（ともに韓）とのペアリングとなった初日にどんなプレーを見せてくれるか注目だ。

　総勢144人のフィールドには、ロレックスランキング（女子世界ランキング）トップ25のうち21人が集結。世界No.1のリディア・コ（ニュージーランド）、同No.2のインビー・パーク（韓）らツアーを代表する選手がずらりと揃った。中でも2013年覇者のステイシー・ルイス（米）は、2014年大会以降も2位タイ、単独2位と結果を残し続けており、約2年ぶりの白星に期待感は大きい。

　その中で大会連覇に挑むのは、今季開幕戦でツアー3勝目を飾ったキム。昨季大会では強豪ルイスの追走を3打差で振り切り、ルーキーイヤーにして早くもツアー2勝目を手にした。コやパーク、そして今季すでに2勝を挙げているハナ・ジャン（韓）や今大会唯一の複数回優勝者カリー・ウェブ（豪）ら猛者を相手に自身初の連覇達成となるだろうか。

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