NBAのスーパースター、S.カリーが憧れるゴルファーは…?
2016年3月28日(月)午後7:00
昨シーズン、NBAでシーズンMVPを獲得したゴールデン・ステート・ウォリアーズのエース、ステフィン・カリーは大のゴルフファンとして知られている。そんなカリーとチームメイトのアンドレ・イグダーラの2人にゲーリー・ウィリアムスがインタビューを行った。
-御二人が率いるゴールデン・ステート・ウォリアーズは現在、かつてない史上最高のシーズンを送っていますが、そんなシーズンの最中でもゴルフをするそうですね。なぜゴルフが好きなんですか?
アンドレ・イグダーラ
「多分、病気です。(笑) 始めたきっかけはアシスタント・コーチのピート・マイヤーに教わってからなのですが、今はバスケのシュート並みにゴルフも上手なこのチームメイトとよくプレーしています」
-ステフィンは以前よりお父さんとゴルフをしてきましたが、歳を追うごとにゴルフが好きになってきているのではないですか?
ステフィン・カリー
「その通りですね。プレーするたびにゴルフの楽しさが分かってきます。腕も上がってきましたし、元からいろんなことにチャレンジするのが好きなので、ゴルフの難しさを楽しんでいます。ゴルフ特有の面白さにはまっていますね」
-たくさんの子供たちが、あなたたちのシュートを真似しています。御二人にもスイングが憧れるプロはいますか?自分も真似たい、と思わされる選手は誰ですか?
アンドレ・イグダーラ
「私はマキロイですね。醸し出す雰囲気が好きです。歩き方からして他の選手と違うので、すぐにマキロイだとわかります。ですが、スイングの参考にしているのは、ヘンリック・ステンソンです。ステンソンも身長が高く、アップライトに振るので、真似しやすいです。彼の姿勢やティーショットで3番ウッドを使うところなど、よく真似しています」
-ステフィンは?
ステフィン・カリー
「私はよく、鏡の前で自分のスイングを研究し、テレビで見るスイングと比べたりするのですが、よく参考にしているのは、アダム・スコットです。スイングアーチが完璧で、きれいなスイングをしていると思います。少しでも彼のスイングが真似できたら、私はもっといいゴルファーになれるでしょう。また、ジョーダン・スピースの勝負強さも好きです。勝負に出るときの姿勢が素晴らしいです。私もコートに出たら同じようにしています。コースでは難しいですけどね」
-私から見ると、あなたとスピースには似ているところがあります。例えば、ゴルフではパッティングよりも飛距離に注目が集まりがちです。他の競技でも同じで、どれだけ速く走れるか、どれだけ高くジャンプできるかなど、パワーが注目されがちですが、あなたやスピースはシュートやパッティングの正確性の重要度を証明しています。そう思いませんか?
ステフィン・カリー
「そうですね。バスケットボールの世界でも、子供から大人まで、どのレベルでプレーする選手でも、ジャンプ力には限界がありますが、シュートの正確性は上げることができます。ダンクするにはパワーが必要ですが、シュートは技術が求められます。ゴルフも同じで、誰もが320ヤード飛ばせるわけではないですが、6メートルから入れることは可能です。特にパッティングは練習次第で上手くなれます。スピースにとってもそれが成功の鍵になっているでしょうし、ゴルフコースで戦うスピースと、コートで戦う私には似ている部分がありますね」
ゴルフセントラル 3月2日号より
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写真提供:Getty Images