逃げ切りの女王、菊地絵理香の完全V「Tポイントレディス」をぎゅっと
2016年3月15日(火)午後3:29
国内女子ツアー第3戦「Tポイントレディスゴルフトーナメント」は初日から首位の座を守り抜いた菊地絵理香が完全優勝で幕を閉じた。
【国内ゴルフ応援宣言!】Tポイントレディス大会の模様は3/20(月)夜11時放送「ぎゅっと週刊国内ツアー」でプレイバック!
アン・ソンジュ、全美貞と開幕から2戦連続で韓国勢が優勝。昨シーズンから8試合連続で海外勢が優勝する展開に日本勢の奮起が期待されただけに、菊地の優勝で大会は大いに盛り上がった。
大会終了後には「これまでの3勝は全て春先だった。ツアー序盤の早い段階で優勝したかったので、開幕から3戦目で優勝できたことは本当に嬉しい」と喜びを表した菊地。
終わってみれば2位の渡邉彩香に5打差をつけて圧勝。3日間でボギーはわずかに2つと隙の見せない菊地のプレーには渡邉も舌を巻いた。
3/20(月)11時放送の「ぎゅっと週刊国内ツアー」に出演の山崎千佳代プロは「過去の2勝は全て逃げ切り、菊地選手は逃げ方を知っている」と優勝の要因を挙げた。
2015年「KKT杯バンテリンレディスオープン」で初優勝を挙げた時は、2打差リードの単独首位でスタートした最終日に5バーディ2ボギーの「69」とスコアを伸ばし通算9アンダーで完全優勝。
2勝目は昨年の「スタジオアリス女子オープン」。2日目に9バーディを奪う「63」のビッグスコアを出して首位に浮上。3打差リードで迎えた最終日は4バーディ、2ボギーの「70」で通算14アンダー。2位に4打差をつける圧勝だった。
今大会も過去2勝と同じく逃げ切り優勝となったが、菊地自身は「3日間の中で一番バタバタしたけど、我慢できた1日でした」と最終日のプレーを振り返った。
山崎プロが注目したのはスタートの1番パー5。
「逃げる選手にとって1番ホールは最低でもパーで静かにスタートしたいところ。最終日の菊地選手は2打目をミスショットしながらも、3打目のナイスリカバリーでバーディを獲ることができたのは大きい」
ピンチが一転、バーディを奪った菊地に対して、後続の渡邉とぺ・ヒギョンは短いバーディパットを外してパー。完全優勝へと勢いづくスタートホールとなった。
「ぎゅっと週刊国内ツアー」では1番スタートホールのほか、勝負の決め手となったプレーを山崎千佳代プロが解説。菊地絵理香のツアー3勝目をぎゅっと振り返ります。このほか大会終了後の菊地絵理香「優勝者インタビュー」や「クラブセッティング」も必見。
「ぎゅっと週刊国内ツアー」
3/20(月)午後11:00?11:15
★今週のラインアップ★
・山崎千佳代プロが振り返る優勝の分かれ目
・大会ハイライト
・菊地絵理香優勝インタビュー
・WITB(優勝者のギアチェック)
・2017シーズン注目選手独占インタビュー
「打倒韓国勢、賞金女王を狙う笠りつ子」
「復活の2勝目へ勝負の年、木戸愛」
★WITB 菊地絵理香 優勝セッティング★
ドライバー:タイトリスト VG3(ロフト9.5度)
シャフト:フジクラ スピーダー569 エボリューション?(S、45インチ)
フェアウェイウッド:タイトリスト 917F2(3番15度、7番21度)
シャフト:フジクラ スピーダー569 エボリューション?
ユーティリティ:タイトリスト 816H1 (21度)、VG3(5番23度)
アイアン:タイトリスト VG3(6番?PW)
ウェッジ:タイトリスト ボーケイデザインSM6ウェッジ(48度、51度)、 ボーケイ TVD プロトタイプ(57度)
パター:スコッティキャメロン スタジオセレクトニューポート
ボール:タイトリスト PRO V1X
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2017年、国内ツアー番組が増える!新番組「ぎゅっと週刊国内ツアー」スタート
『国内ゴルフ応援宣言!』。 2017年、ゴルフネットワークはとことん!じっくり!ぎゅっと!国内ツアーを様々な番組を通してお届け。3月は国内女子ツアー開幕特集。
初回放送日:3/20(月)23:00?23:15
<再放送一覧>
3/21(火)09:00?09:15
3/21(火)12:30?12:45
3/21(火)19:00?19:15
3/21(火)24:00?24:15
(写真:Getty Images)