国内女子

大山が連覇での大会3勝目へ　イ・ボミはツアー新記録に挑む

2016年5月8日（日）午前9:32

　国内女子ツアーのヨネックスレディスゴルフトーナメントが3日、新潟県のヨネックスカントリークラブで開幕。ディフェンディング・チャンピオンの大山志保は、連覇での大会3勝目を狙う。

　大山は昨季、首位タイで迎えた最終日の最終18番で値千金のバーディを奪う劇的V。テレサ・ルー（台）、表純子を1打差で振り切り、2006年以来の大会2勝目を挙げた。連覇での今季2勝目を目指す今季は、現在圏外のリオデジャネイロ五輪出場へ向けても負けられない戦い。そのライバル・渡邉彩香が不在の中で何としても結果を残したいところだ。

　昨季の賞金女王イ・ボミ（韓）は大山、柏原明日架と初日同組。最終ラウンドが強風により中止となった前週大会では4位タイとなり、これにより開幕戦からの出場8試合連続トップ10入りでツアー記録に並んだ。3月以来となる今季2勝目で偉業達成なるか、注目組での初日から大きな注目が集まる。

　そのほか、現在賞金ランキング1位の申ジエ（韓）や、2週前にツアー2勝目を飾った鈴木愛、そして前週覇者の表らも参戦。ホステスプロでは、アドバイザリー契約を結ぶアン・ソンジュ（韓）のほか、地元新潟出身でヨネックス所属の若林舞衣子の活躍も期待される。

　また今大会には国内外のトップアマチュアが出場しており、次世代のスター候補生のプレーも大きな見どころの一つとなる。山口すず夏（共立女子第二高1年）や蛭田みな美、石井理緒（開志国際高2年）らに加え、話題を集めているのは主催者推薦で出場する米国の11歳、アレクサ・パノ。直近5年間で世界選手権7回制覇など、圧倒的な実力をひっさげての来日でどんなプレーを見せてくれるだろうか。

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