マスターズ前哨戦にJ.スピース、岩田らが参戦 最後の切符を勝ち取るのは
2016年4月2日(土)午前11:20
- この記事のキーワード
米男子ツアーのシェルヒューストンオープンが現地時間31日、テキサス州のGCオブヒューストンで開幕を迎える。翌週にマスターズを控える中、すでに同大会への出場資格を持つ選手はそこに弾みをつけるため、まだその資格を持たない選手は最後の1枠を勝ち取るべくしのぎを削る。
ゴルフの祭典への2つの思いが交錯する同大会。先ごろ発表の世界ランキングでマスターズの出場選手はほとんどが決定したものの、残る1枠が今大会の優勝者のために残されている。昨季の今大会覇者J.B.ホームズ(米)は当時すでにその出場権を有していたが、一昨季の王者マット・ジョーンズ(豪)は今大会の勝利でマスターズ行きを決めており、今季も最後の切符の行方が大きなテーマとなる。
日本から唯一参戦の岩田寛も出場権を持たない選手の一人。前週のプエルトリコ・オープンでは、初日の16位タイから60位タイに順位を下げて大会を終えたが、2試合連続で予選通過と最低限の結果は残した。そろそろ、前月のAT&Tペブルビーチ・プロアマ(4位タイ)に続く上位フィニッシュが欲しいところだ。
大きな注目を集めるのはやはり、マスターズ連覇を見据えるジョーダン・スピース(米)だ。昨季大会では、ホームズ、ジョンソン・ワグナー(米)とのプレーオフの末に2週連続の2位に終わったが、その悔しさをメジャー初勝利につなげてみせた。前週のWGC-デル・マッチプレー選手権でベスト16敗退を喫するなど停滞気味ではあるものの、失った世界王者の座奪還に向けても調子を上げていかなければならない。
また、WGC-デル・マッチプレー選手権を戦ったリッキー・ファウラー(米)やダスティン・ジョンソン(米)、フィル・ミケルソン(米)、ルイス・ウーストハウゼン(南ア)といった強豪も、マスターズへ向けた最後の調整のためフィールド入り。ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)はマッチプレー選手権出場を見送っての2週ぶりの出場で、コンディションは整っているはずだ。WGC裏開催のプエルトリコ・オープンで初優勝を果たしたトニー・フィナウ(米)ら、マスターズ出場を目指す面々との激戦から目が離せない。
「シェルヒューストンオープン」全ラウンド生中継!初日の模様は4月1日(金)午前4:00?放送!
初日 4月1日(金) 午前4:00?7:00
2日目 4月2日(土) 午前4:00?7:00
3日目 4月2日(土) 深夜2:00?翌午前7:00※最大延長午前8:00まで
3日目 4月3日(日) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
最終日 4月3日(日) 深夜2:00?翌午前7:00※最大延長午前10:30まで
最終日 4月4日(月) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)