海外女子

初代女王・藍は復活Vなるか　野村、さくら、美香ら日本勢6人が出場

2016年5月27日（金）午前10:47

　米女子ツアーのロッテチャンピオンシップが現地時間13日、ハワイのコオリナGCを舞台に開幕を迎える。日本からは2012年覇者の宮里藍や今季2勝目を狙う野村敏京ら6人が出場し、世界女王リディア・コ（ニュージーランド）をはじめとする強豪としのぎを削る。

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　2012年の第1回大会から今季で5度目の開催となる同大会。復活優勝を目指す藍は、前月のキア・クラシックで3年ぶりのトップ3入りを果たすと、前戦のANAインスピレーションでは2打差5位タイで最終日を迎え、終盤までメジャー初制覇の可能性を感じさせた。第1回大会で4打差の快勝を収めるなど今大会とは相性が良く、調子も上向きとあって期待感は大きい。

　そのほか、昨季大会で日本勢トップ7位タイに入った宮里美香、横峯さくら、上原彩子、そして15歳のアマチュア、山口すず夏も上位進出を目指してフィールド入り。なお藍は初日、13年覇者のスーザン・ピーターセン（ノルウェー）とクリスティー・カー（米）との注目組で午前インスタートとなっている。

　昨季大会では、ルーキーのキム・セイヨン（韓）がインビー・パーク（韓）とのプレーオフを制してツアー2勝目。昨季年間3勝でルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いた23歳は、今季もすでに1勝を挙げるなど結果を残しており、雪辱を期すパークや前週に2週連続V＆メジャー2連勝を果たしたコらとの優勝争いとなれば熱戦必至だ。

　ロレックスランキング（女子世界ランキング）上位では、3位レクシー・トンプソン（米）、6位チョン・インジ（韓）を含め、トップ20のうち14選手が参戦。藍と同じく復活優勝という意味では、約2年ぶりの白星が欲しい2014年覇者ミッシェル・ウィー（米）の活躍も注目される。

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