復活へのラストチャンス? リハビリ最終段階に入ったタイガーの近況
2016年6月26日(日)午前8:58
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完全復活の待たれるタイガー・ウッズは、予想よりも早い復帰を果たすかもしれない。現地時間25日、昨年8月から腰の負傷により戦線を離れているタイガーが2016年全米オープンの出場登録を済ませていたことが正式に発表された。
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ただ、大会にエントリーしたというだけで出場が決定しているわけではない。タイガーの復帰に関する情報はゴルフファンの誰もが待ちわびており、米国Golf Channel解説のティム・ロサフォートによる5月復帰説など、さまざまな情報、憶測が飛び交っているのが現状。代理人のマーク・スタインバーグ氏も依然として復帰時期は定まっていないとしたままだ。
ティム・ロサフォート
「ウェルズファーゴ チャンピオンシップはタイガーの出場を想定し、警備の手配を行っています。ノタ・ビゲイは、タイガーのリハビリは最終段階にあり、ショットはかなり良いと報告。初速は70メートルとツアーの平均を上回っています」
ウェルズファーゴ チャンピオンシップ(5月6日?9日/ノースカロライナ州クエイルホロークラブ)での復帰の可能性に触れるロサフォートは、タイガーの近況についてそのようにコメント。時期未定とはいえ復帰が近づいていることはゴルフ界にとって明るいニュースに違いない。しかし一方で、今回復帰できたとしてもそれが最後の挑戦になるという見方もあるようだ。
ジョン・フェインスタイン(ゴルフライター)
「タイガーは現在40歳。もし復帰できるとしても、それが最後の挑戦になることも考えられます」
トリップ・アイゼンハワー(米国Golf Channel解説)
「なんといっても、タイガーももう40ですからね。フェインスタインも言うように、彼にとっては最後のチャンスかもしれません。元のタイガーに戻れなくても、新しいタイガーとして異なる戦略で優勝を狙うでしょう」
……最後のチャンスだと思いますか?
「ええ、過去に何度もスイング改造を行ったり、新しいテクニックに挑戦したりしたことを考えると、私はこれが最後のチャンスだと思います」
とはいえ、先ごろには自らがデザインしたブルージャック・ナショナルでドライバーショットを放つなど、タイガーが着実に回復を続けていることは確か。ファン待望のタイガー復活は果たしていつのことになるだろうか。
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写真提供:Getty Images