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【動画】好調上原が12位タイで最終日へ　B.ヘンダーソンが連覇に王手

2015年12月19日（土）午前11:44

　米女子ツアーのキャンビアポートランドクラシックが現地時間2日、オレゴン州のコロンビアエッジウォーターCCで第3ラウンドの競技を終了。ブルック・ヘンダーソン（カナダ）が連覇に王手をかける中、日本勢は通算5アンダーに伸ばした上原彩子が8打差12位タイで最終日を迎えることとなった。

上原彩子キャンビアポートランドクラシック第3Rハイライト（11、12、8H）

　首位発進を切った前週には今季ベストの25位タイに入った上原。26位タイから出たこの日は前半10番からバーディ発進を切ると、続く2ホールのチャンスは決め切れずも、13番、15番とバーディを重ねて3アンダー。16番での最初のボギーも18番で取り返し、ボギー先行となった後半は、初日、2日目とスコアを落とした5番でバーディを奪って3アンダー69にまとめた。

　競技後、上原は「良いラウンドが出来た。ショットの感じも良かったし、パッティングでも結構良いチャンスにつけられていたので、それが入るか入らないかというゴルフが出来ていた」とコメント。この日はフェアウェイキープ率85.7%と安定したショットを軸にスコアを伸ばしたが、最終日も勢いを落とさず今季初の1桁順位に食い込めるか。

　日本勢トップの18位タイから出た横峯はイーブンパー72の足踏みで通算3アンダー22位タイに後退。前半7番では2打目を約5メートルにつけてイーグルを奪うも後が続かず、1イーグル、1バーディ、3ボギーでのホールアウトとなった。そのほか、2012年大会を制した宮里美香は通算2アンダーに2つ伸ばして30位タイ浮上。2010年覇者の宮里藍は通算イーブンパー51位タイとなっている。

　前日首位タイの昨季覇者ヘンダーソンは、13番でダブルボギーを叩きながらも2アンダー70とスコアを伸ばし、後続と2打差の通算13アンダー。KPMG女子PGA選手権に次ぐ今季2勝目へ大きく近づいた。2打差2位にはマリアージョ・ウリベ（コロンビア）が続き、前日首位タイのスーザン・ピーターセン（ノルウェー）、オースティン・アーンスト（米）が通算9アンダーの3位タイ。通算7アンダー6位タイにはステイシー・ルイス（米）ら3人が並ぶ。

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