国別対抗チーム戦はオーストラリアチームが有利!? 「全米女子オープンで勝ったときの良い思い出が蘇る」
2016年6月30日(木)午後6:00
2年に1度行われるULインターナショナル・クラウンがいよいよ開幕する。今大会は8か国から各4名が出場し、計32名の選手がマッチプレーで雌雄を決する国別対抗チーム戦。日本は野村敏京、宮里美香、渡邉彩香、鈴木愛の布陣で世界の頂点に挑む。優勝候補はやはり、ロレックスランキング(世界ランク)上位を占める韓国チームとアメリカチームだろう。
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しかし、ゴルフチャンネルのシニアライター、ランドール・メルは、カリー・ウェブ、レベッカ・アーティス、イ・ミンジ、オ・スヒョンが出場するオーストラリアチームが優勝する可能性も高いという。
ランドール・メル
「カリー・ウェブはこの大会の開催コース・メリットクラブで、2000年の全米女子オープンで優勝しています。ウェブがチームメートとコースの知識をシェアできる点でオーストラリアチームは、有利かもしれません」
カリー・ウェブ
「またメリットクラブに戻れて嬉しいです。ここに来たのは2000年以来なので、懐かしさでいっぱい。全米女子オープンで勝ったときの良い思い出が蘇ります。コースは当時のセッティングより易しくなっているのでプレーしやすいと思います。今週はベストボールのフォーマットで多くのバーディによるロースコアが期待できますね」
オ・スヒョン
「明日はウェブとペアを組みますが、彼女は2000年にここで全米女子オープンを制したので、心強いです。私はウエブのプレーから学ぶつもりです。彼女とはチームを組みたいとずっと思っていました。手本となる素晴らしい先輩です」
イ・ミンジ
「先いいスタートで上位につけられたら最高です。楽しみながら いい結果が残せるように頑張ります」
すでにゴルフ殿堂入りを果たしているベテランのウェブは、次世代の女子ゴルファー達を育てることに献身的。オ・スヒョンとイ・ミンジはウェブの奨学金を受けた選手として2013年の全米女子オープンの際、ウェブと一緒に過ごし、ロープの中で大会を経験した。後輩達の面倒見がよく今季の全米女子オープンでは、オ・スヒョンと練習ラウンドをともにし、アドバイスを与えていた。そんな面倒見の良い大先輩を率いるオーストラリアチームの団結力は随一ある。このような大会ではチームワークも勝利のカギとなってくる。そういった意味でもオーストラリアチームは有利かもしれない。
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写真提供:Getty Images