海外女子

新たなライバルが台頭も力を示した1年に　?リディア・コ?

2016年7月11日（月）午後3:53

　昨季、弱冠18歳にしてメジャー優勝、そしてプレーヤー・オブ・ザ・イヤー（POY）、賞金女王など主要タイトルを手にした天才少女リディア・コ（ニュージーランド）。さらなる記録樹立を期待された2016年シーズンは、新たなライバルとの戦いとなった。

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　シーズン開幕から優勝争いを続けたコは、3月のキアクラシック、そして次戦のメジャー大会「ANAインスピレーション」で優勝。前年から続くメジャー連勝で勢いに乗ると、6月の「ウォルマート NWアーカンソーチャンピオンシップ presented by P＆G 」で3打差、7月の「マラソンクラシック presented by オーウェンスコーニング＆ O-I 」ではプレーオフの末にトロフィを獲得する。

　早くもシーズン4勝を挙げ昨年同様、このままツアーを席巻するかと思われたが、今年は5月に3連勝を達成したアリヤ・ジュタヌガーン（タイ）が台頭。終盤は全英リコー女子オープン、エビアン選手権のメジャー2戦で40位台に沈むなど本領を発揮できなかった。

　レース・トゥ・CME2位で迎えた最終戦の「CMEグループツアーチャンピオンシップ」でもジュタヌガーンを上回ることができず10位タイ。賞金ランキングも2位で終戦となった。それでも、平均スコアや平均パットなどのスタッツは軒並み上位に入り、正確性のコとパワーのジュタヌガーンという構図は来季以降のツアーにおける注目ポイントとなることは間違いない。果たして、2017年はどのような戦いを見ることができるのか注目だ。

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