末広がりの88期生、昨年プロテスト合格の森井菖が5位発進
2016年9月27日(火)午後5:23
国内女子ツアー2017シーズン開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」大会初日、強風が吹き荒れ気温も低い厳しいコンディションに多くの選手が苦しめられた。
3アンダーで単独首位に立ったのは地元沖縄県出身の大城さつき。3年連続賞金女王を狙うイ・ボミはイーブンパーの5位と盤石のスタートをきった。
そのイ・ボミと並んで5位タイにつけたのは昨年のプロテストに合格した森井菖。プロテスト合格組の中では最上位となった。
この日10番スタートの森井は11番と4番のパー5で確実にバーディを奪い、トータル4バーディ、4ボギーのラウンドで初日を終えた。
大阪府出身の森井は大阪学院大学2年生の時にプロ転向を目指して中退。2度プロテストに失敗したが、3度目の挑戦で昨年晴れてプロテストに合格した。
プロテストには落ちたが、2015年のQTで17位に入った森井はTPD単年登録者として昨年、ツアーデビューを果たしたが賞金ランキングは85位とシード落ち。12月のQTで34位に入り2017シーズンの出場権を獲得した。
昨年の開幕戦は6オーバー、62位で予選落ちとプロの洗礼を浴びた。今年は首位と3打差の5位と好位置につけているだけに、決勝ラウンドに進んで上位フィニッシュを狙いたいところ。
今オフにはコーチの山崎千佳代プロとスイング作りを強化。強風の中、初日のパーオン率は66%(12/18)で全体の9位。オフに取り組んできた練習の成果が早速、開幕戦で表れる結果となった。
昨年のカットラインは4オーバー。明日2日目はどんなリーダーボードとなるだろうか。
昨年12月「LPGA新人戦 加賀電子カップ」では8位の森井菖
<大会初日の主な成績>
1位 大城さつき(-3)
2位 柏原明日架(-1)
2位 大山志保( -1)
2位 服部真夕(-1)
5位 イ・ボミ(E)
5位 森井菖(E)
13位 宮里 藍(+2)
24位 有村智恵(+3)
40位 畑岡奈紗(+4)
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