タイガー・ウッズが来季開幕戦で1年2カ月ぶりに復帰! 「競技に出られず寂しかった…」
2016年7月20日(水)午後2:23
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元世界ランキングNo.1のタイガー・ウッズが、来季開幕戦のセーフウェイオープン(10月13日?16日/カリフォルニア州シルベラードリゾート&スパ)で復帰することを明らかにした。
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昨年8月のウィンダム選手権を最後に、腰の負傷によりツアーから離脱していたタイガー。その後2度の手術を受け治療に専念していたが、いよいよゴルフ界のスーパースターが復帰するという。
タイガー・ウッズ
「リハビリが順調に進み、復帰のプランを立てる段階を迎えたが、やるべきことはまだまだある。実際に大会に出るかどうかは今後の回復次第であり、復帰戦までに準備を整えたい。大事な大会を欠場して辛かったが、賢い判断に基づいて復帰を急がないようにした」
「その間、長女のサムと長男のチャーリーと充実した時間を過ごし、コース設計や私の20周年イベントに向けての準備、本の執筆など様々なことを手掛けたが、競技に出られず寂しかった。ファンの温かい応援と気遣いに感謝する」
タイガーの発表によると、復帰戦は2016-17の開幕戦「セーフウェイオープン」で、次は11月3日に幕を開ける欧州ツアー「ターキッシュエアラインズオープン 」に出場。その後、自らがホストを務める「ヒーローワールドチャレンジ」にも出場する予定だ。体調とゴルフの調子によって欠場する可能性はあるとはいえ、多くのゴルフファンがタイガーの出場を待ち望んでいる。肉体的・精神的に今どんな状態なのか気になるところ。そこでタイガーの親友、ノタ・ビゲイ氏に話を聞いた。
タイガーの今現在の肉体的、精神的な状態は? 親友のノタ・ビゲイ氏が語る
ノタ・ビゲイ
「先週、タイガーの練習を間近で見ましたが、ボディーターンを始めとする体の動きが良くなっていて、リハビリが順調だったことがよくわかりました。今のタイガーは、腰になるべく負担をかけないで思い通りのスイングができるよう、練習に様々な工夫を凝らしています。ショートゲームの練習に多くの時間を費やしてきたことは大きなプラスになるでしょう。」
「例えば、1日3時間から4時間ほどの時間をショートゲームに掛け、想像力を活かして、色んなショットを打ち分けました。20?30メートルのピッチショットで、様々な打ち方を試し、弾道やスピンのかかり方のチェックもしていましたね。今のタイガーは闘争心を取り戻しつつあり、体調を見ながら練習量を増やし、実戦に備える段階に入っています。彼はただ単に大会に出ることではなく、優勝を狙っていますからね」
1年2カ月もの長いブランクを取り戻すのは並大抵な練習量では難しいが、それでも“タイガーなら奇跡が起こるかも"と期待を抱かれるのもスーパースターの宿命なのかもしれない。とはいえ、今年3試合に出場するのが現実的な目標で、来年フルスケジュールをこなすことが大切なのだ。ファンはもちろんのことPGAの選手もタイガーの復帰を心待ちにしている。ローリー・マキロイやジェイソン・デイらビッグネームも復帰についてコメントしている。