海外女子

日本は1敗1分けスタート　渡邉＆鈴木ペアが最終18番バーディで1ポイント

2016年7月22日（金）午前9:24

　2年に1度行われる国別対抗戦、UL インターナショナルクラウンが現地時間21日、イリノイ州のメリット・クラブを舞台に開幕。プールBで予選ラウンドを戦う日本は初日のタイ戦を1敗1分けとし、1ポイント獲得でグループ3位につけた。

　同大会は8か国をプールA＆プールBの2組に分け、初日から3日目まで各国総当たり、フォーボール形式（2人のうち良い方のスコアを採用）の予選リーグを実施する。前回3位タイの日本は初日、宮里美香＆野村敏京ペアがモリヤ・ジュタヌガーン＆ポーナノン・パットラムのペアと、渡邉彩香＆鈴木愛のペアがアリヤ・ジュタヌガーン＆ポラニ・チュティチャイと対戦。宮里＆野村ペアは、序盤に宮里のバーディで先手を取るも、前半のうちにジュタヌガーンの2バーディで逆転され、そのまま2アンド1で押し切られた。

　一方の渡邉＆鈴木ペアも立ち上がりにリードしながら終盤に巻返される苦しい展開。前半2番、6番と鈴木のバーディで2アップとしながら、15番でジュタヌガーンのバーディで逆転を許した。それでも1ダウンで迎えた最終18番、パー止まりのタイに対して土壇場のバーディでオールスクエアに持ち込み、なんとか1ポイントを手にしている。

　プールBでは米国から2勝を挙げた英国が首位スタート。出遅れた米国はロレックスランキング（世界ランク）4位のレクシー・トンプソンとクリスティー・カーのペアがホリー・クライバーン＆ジョディ・エワート組に2アンド1で、ステイシー・ルイス＆ゲリナ・ピラー組がチャーリー・ハル＆メリッサ・レイド組に同じく2アンド1で敗れている。

　プールAの首位は台湾。テレサ・ルー＆ヤニ・ツェン組が3アンド2でカリー・ウェブ＆オー・スヒョン組を下すなど、オーストラリア相手に2勝を挙げた。優勝候補筆頭と目される韓国は中国と1勝1敗。チョン・インジ＆エイミー・ヤン組がフォン・シャンシャン＆リン・シユー組に1アップで勝利した一方、リュウ・ソヨン＆キム・セイヨン組がフォン・シミン＆ヤン・ジン組に1ダウンで敗れ、両国が2ポイントで並んでいる。

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