4大メジャー全てを初優勝者が席巻するのか!? ジミー・ウォーカーが名乗りを上げる
2016年7月29日(金)午後1:40
今季これまでのメジャー大会は全て初優勝者が席巻している。マスターズではダニー・ウィレット、全米オープンではダスティン・ジョンソン、全英オープンではヘンリック・ステンソンが制し、メジャー初優勝を遂げた。全米プロゴルフ選手権でも初優勝者が誕生するとなれば史上5回目となる。今大会初日を終えて、その記録を実現させる候補者が早速現れた。それは5アンダー65で回り、単独首位に立ったジミー・ウォーカーだ。
ウォーカーは直近のメジャー10ラウンドでは32オーバーと優勝には程遠いスコアを叩き、苦戦していた。ここ最近活躍したイメージはあまりなく、どちらかというと春先と秋に強い選手というイメージのほうが強いのではないだろうか。実際に今季1月のファーマーズ・インシュランス・オープンでは4位タイ、3月のWGC-キャデラック選手権では6位と上位に食い込んでいるのに対して、直近の試合では目立った成績はない。では、なぜ突然ウォーカーが首位に浮上したのだろうか。ゴルフネットワーク解説でおなじみの杉澤伸章プロキャディは「今日のジミー・ウォーカーはコースマネージメントがすごくよかった」と言う。
「彼は今日フェアウェイキープ率が50%で、数字だけ聞くとショットが乱れてるのではないかと思いがちですが、マネージメントがとても素晴らしかったですね。ラフに外してもピンと逆サイドのところにティーショットを運んでいるので、そこからでもグリーンキャッチやピンに寄せてくことが出来ていました。ピンポジによってティショットの打つ方向を明確にしていました。このマネージメント力が彼のショートゲームの上手さに繋がったんじゃないかと思います」
ジミー・ウォーカー
「これまでは、一歩前進して二歩後退、それから一歩前進といった感じでした。誰でもそういったことを経験するとはいえ、私の場合、2014年と2015年が絶好調だっただけに、最近の結果には不満でした。しかし先週のRBCカナディアン・オープン最終日から手応えを感じて、好調が続いてます。残り3日間が楽しみです」
メジャー初優勝する選手という意味ではピッタリのジミー・ウォーカー。2日目もスコアを伸ばし、またもや初優勝者が誕生するのだろうか。
LIVE FROM バルタスロールGC 7月29日号より
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