アメリカでは各ツアー（PGA＆LPGA）とも荒天にたたられているが、米チャンピオンズツアーも雨の影響で第1ラウンドがサスペンデッドになった。

　同ツアーは現地時間の26日にディックス・スポーティング・グッズ・オープン（ニューヨーク州エンディコット、エンジョイGC）が開幕。ニューヨーク周辺に停滞する雨雲のため、最終組が11ホールを終了した時点で順延が決定した。

　この日暫定ながらトップに立ったのはフレッド・ファンク（米）。前週出場した全米オープンで予選を突破し、月曜日の22日までプレーしたにもかかわらず、その疲れを少しも感じさせなかった。9バーディ（1ボギー）の猛攻を見せて8アンダー64でフィニッシュし、トーナメントをリード。6アンダー66の暫定2位タイにジェイ・ハース（米）、ロニー・ニールセン（米）、マイク・ハルバート（米／17ホール終了）が続いている。

　日本勢は出だしの1番でバーディ発進の尾崎直道が14ホールまでプレーして2アンダーで暫定26位タイ。青木功は一時4アンダーまでスコアを伸ばしたが、終盤にボギー2つ、トリプルボギー1つ叩いた。貯金をすべて吐き出し、1オーバー73で暫定64位タイと大きく出遅れている。

　尚、現在賞金ランク1位のベルンハルト・ランガー（独）は欧州ツアーに参戦しているため、今大会には出場していない。