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国内男子

賞金王を獲得した充実の1年 今年は海外での活躍に期待 ?池田勇太?

2015年9月6日(日)午前10:12

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 2015年は「選手会長として、最多勝利で賞金王」と目標を掲げながらも1勝を挙げるにとどまった池田勇太。30歳を迎えた2016年は心機一転、クラブやウェアなどを一新してシーズンの開幕を迎えた。

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 すると、国内開幕第2戦のパナソニックオープン。15年の賞金王・金庚泰(韓)らとの優勝争いとなったが、2打差3位タイから出た最終日を6アンダー65で回り逆転優勝。最終的に2位以下に3打差をつけて「早い段階で優勝できたのは嬉しい」と語ったように、4月での1勝は池田を波に乗せた。続く2戦連続でトップ5入りを果たすと、8月にはリオデジャネイロ五輪に出場。21位タイに終わったものの、日の丸を背負って4日間プレーした。

 一時は賞金ランキングで谷原秀人らの後塵を拝していたが、後半戦は好調を維持。ANAオープンゴルフトーナメントからの3試合のうち2試合で単独2位となると、HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLFでは宋永漢(韓)とのプレーオフに突入。すると、4ホールを終えた時点で日没サスペンデッドとなり月曜決着に。最終的に9ホール目までもつれる激闘となった一騎打ちは池田がバーディを奪って制した。

 続く日本オープンゴルフ選手権競技でも2位に入った池田は賞金ランキングで首位に浮上。HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP、ダンロップフェニックストーナメントでも単独2位となり着実に賞金を獲得していくと、カシオワールドオープンゴルフトーナメントは最終日が荒天のため中止となり3日目の時点で首位に立っていた池田が優勝となった。最終戦でも2位タイに入った池田は、悲願となる賞金王のタイトルを含め7冠を達成。まさに充実の1年となった。

 昨年での世界ランキングで33位となり、マスターズ(2017年4月6?9日/ジョージア州オーガスタナショナルGC)出場権を手にした。ゴルフの祭典への出場は2011年ぶりとなる。2016年は海外メジャー3試合に出場したが、最高位は全米プロでの33位タイ。世界の舞台での戦いにも注目が集まる。

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(写真:Getty Images)

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