【動画】石川、2日目はグリーン上で苦戦し暫定27位タイ後退も予選突破は確実 岩田は1ホール残してカットライン上に
2017年1月12日(木)午後7:00
米男子ツアーの今季第2戦、シュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープン(ネバダ州TPCサマリン)が現地時間23日に順延となっていた第1ラウンドと第2ラウンドの競技を行ったものの、2日連続の日没サスペンデットが決定。石川遼は通算5アンダー暫定27位タイで予選突破は確実とした。
第1ラウンドで5位タイ発進を決めた石川だったが、この日は苦戦。インスタートの12番でボギーが先行すると、16番では1.5メートル、18番では90センチにつけてバーディをマークするも、前半はイーブンパーで折り返す。すると、バックナインの2番パー4でティーショットを右に曲げてダブルボギーを喫すると、最終9番でバーディを1つ返すのがやっとだった。
初日と比べてフェアウェイキープ率が64.29%から57.14%に下がったが、一番の苦戦の要因はパッティング。第1ラウンドでは難しい距離を決めて、ストロークス・ゲインド・パッティングは3.036を記録したが、この日はマイナス1.658。2メートルから5メートルのバーディチャンスにはつけることができているだけに、どれだけグリーンを攻略できるかが上位進出のカギとなりそうだ。
一方、26位タイから出た岩田寛は前半を3バーディ、1ボギーの2アンダーでハーフターンしながらも、2番からの4ホールで4つスコアを落とす乱調。最終9番を残した段階で通算2アンダー暫定69位タイとカットライン上に位置しており、米ツアー初の予選突破は翌日に持ち越されることとなった。
暫定単独トップはブレット・シュテークマイヤー(米)。15ホールを終了した時点で16番のイーグルを含む6アンダーとスコアを伸ばし、通算11アンダーとなっている。ジミー・ウォーカー(米)が通算9アンダーで暫定5位タイ。第1ラウンドで113位タイと出遅れたリッキー・ファウラー(米)は、6アンダー65で回り、通算5アンダー暫定27位タイに浮上している。
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新シーズン2戦目。昨年大会では、単独首位で最終日スタートしたベン・マーティンが、前半苦しい展開を強いられるが、16番で値千金のイーグルを奪取、首位に返り咲き、ツアー初優勝を飾った。前週も3位タイと好成績を残した松山英樹は、今大会でも10位タイフィニッシュ。抜群の安定感を証明した。スタートダッシュを切るべく、若手選手たちはシーズン前半戦でフェデックスカップポイントを獲得しておきたい!