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【動画】松山、S.ケルドセンに快勝！「最後踏ん張って勝てた」　決勝トーナメント進出に可能性残す

2016年1月15日（金）午後2:19

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松山英樹

　世界ゴルフ選手権（WGC）シリーズのWGC-デル・マッチプレー選手権が現地時間24日、テキサス州のオースティンCCを舞台にグループステージの第2試合を終了。日本勢で唯一出場の松山英樹は、ソレン・ケルドセン（デンマーク）に4アンド2と快勝し、今大会初勝利を挙げた。

松山英樹 WGC-デルマッチプレー 2日目ハイライト（4、13H）
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　大会初日はラファエル・カブレラ-ベロ（スペイン）に敗れた松山だったが、この日は立ち上がりの1番パー4で相手がボギーを叩き、早々にリードを奪うと、4番、6番でバーディを奪うなどショットが冴えて4ホールを連取。一気に5アップまで差を広げる。

　9番から連続ボギー、さらに11番ではティーショットを池に入れるなど、一時2アップまで差を詰められる場面もあったが、12番では1.2メートル、13番では1.5メートルにつけて連続バーディをマークし、再び4アップに。そして、3アップで迎えた16番パー5でバーディを奪うと、対するケルドセンはバーディパットを外し松山の勝利が決まった。

　1ポイント獲得でグループステージ通過に可能性を残した松山は「8番から上手くいかなくて残念だったが、勝ちは勝ちなので良かった」と安堵。「最初の方はショットが良かったけど、だんだんおかしくなってしまって。途中獲られたが、最後踏ん張って勝てた。12番が入ったのは大きかった」と相手を突き放した後半のプレーを振り返っている。

　第12組のもう1試合では、カブレラ-ベロとケビン・キスナー（米）が対戦。ともに初日白星同士の戦いとなったが、カブレラ-ベロが立ち上がりからリードすると、2アップでハーフターン。後半も10番、13番、15番を制して4アンド3と快勝している。この結果、2連勝のカブレラ-ベロが2ポイントで単独首位。1勝1敗の松山とキスナーが1ポイント差の2位タイで追う展開となった。松山がベスト16に進出するには、翌25日に行われるキスナーとの試合に勝利することが絶対条件。そのうえで、カブレラ-ベロがケルドセンに敗れれば、決勝トーナメント進出をかけたプレーオフが行われる。

　世界ランキングトップ3は、この日もそろって白星をマーク。世界No.1のジョーダン・スピース（米）はビクトル・ドゥブイソン（仏）を5アンド4と寄せ付けず。前日の試合で腰を痛め状態が心配されたジェイソン・デイ（豪）は、トンチャイ・ジェイディ（タイ）相手に5アンド3で勝利した。同No.3のローリー・マキロイ（北アイルランド）はスマイリー・カウフマン（米）に3アンド1で白星を収め、第3戦で2連勝中のケビン・ナ（米）と対戦する。

　第6組のアダム・スコット（豪）と第8組のダスティン・ジョンソン（米）は初勝利を挙げた。大会初日を引き分けで終えたスコットは、クリス・ウッド（英）と対戦。立ち上がりをリードを奪うと、5番までに3アップと差を広げる。7番からの2ホールを落とし、一時1アップとなったものの、要所でバーディを奪ってリードを守り3アンド2で勝利。翌25日はベスト16進出をかけて2連勝中のビル・ハース（米）と対戦する。

　一方、第1戦でロバート・ストレブ（米）に敗れたダスティン・ジョンソン（米）は、初日勝利のキラデク・アフィバーンラト（タイ）と激突。4番までに3つのホールを奪うと、後半も10番、11番、13番をものにし5アンド4と圧勝。このグループは、全4選手が1勝1敗で並ぶ混戦となっている。

　そのほか、第9組ではパトリック・リード（米）とフィル・ミケルソン（米）がともに2連勝。第3戦で決勝トーナメント進出をかけて対戦する。黒星発進となったリッキー・ファウラー（米）はスコット・ピアシー（米）相手に引き分け。2試合で0.5ポイントにとどまり、第3戦での勝利が必須となった。

WGC-デルマッチプレー 2日目結果

WGC-デルマッチプレー 2日目結果　※左側が勝利

ジョーダン・スピース 5 and 4 ビクトル・ドゥブイソン

ジェイミー・ドナルドソン 3 and 2 ジャスティン・トーマス

ジェイソン・デイ 5 and 3 トンチャイ・ジェイディ

ポール・ケイシー引き分けグラエム・マクドウェル

ローリー・マキロイ 3 and 1 スマイリー・カウフマン

ケビン・ナ 3 and 2 トービヨン・オルセン

バッバ・ワトソン 2 up エミリアーノ・グリーヨ

J.B.ホームズ引き分けパットン・キジーア

リッキー・ファウラー引き分けスコット・ピアシー

アン・ビョンホン 2 up ジェイソン・ダフナー

アダム・スコット 3 and 2 クリス・ウッド

ビル・ハース 4 and 2 トーマス・ピータース

ジャスティン・ローズ引き分けアニルバン・ラヒリ

マット・クーチャー引き分けファビアン・ゴメス

ダスティン・ジョンソン 3 and 2 キラデク・アフィバーンラト

ジミー・ウォーカー 4 and 3 ロバート・ストレブ

パトリック・リード 4 and 3 マシュー・フィッツパトリック

フィル・ミケルソン 1 up ダニエル・バーガー

ビリー・ホーシェル 3 and 2 ダニー・ウィレット

ブルックス・ケプカ 3 and 2 ジャコ・ヴァン・ジル

ブランデン・グレイス 3 and 1 デビッド・リングマース

ラッセル・ノックス 2 and 1 クリス・カーク

松山英樹 4 and 2 ソレン・ケルドセン

ラファエル・カブレラ-ベロ 4 and 3 ケビン・キスナー

ライアン・ムーア 1 up セルヒオ・ガルシア

リー・ウェストウッド 1 up マーク・リーシュマン

ザック・ジョンソン 8 and 6 マーティン・カイマー

シェーン・ロウリー引き分けマーカス・フレイザー

ブラント・スネデカー引き分けダニー・リー

チャール・シュワーツェル 3 and 2 チャーリー・ホフマン

ルイス・ウーストハウゼン 2 and 1 ベルント・ウィースバーガー

アンディ・サリバン 3 and 1 マット・ジョーンズ