「あまり高望みしていないから…」松山、4打差7位タイに浮上! 岩田、J.スピースは予選落ち
2016年2月10日(水)午後2:33
米男子ツアーのノーザントラストオープンが現地時間19日、カリフォルニア州リビエラCCを舞台に順延となっていた第1ラウンドと第2ラウンドの競技を終了。松山英樹が第2ラウンドを4アンダー67で回り、通算6アンダー7位タイに浮上した。
第1ラウンドを27位タイで終えた松山。迎えた第2ラウンドでは、立ち上がりの1番パー5からバーディを奪う好スタートを見せると、8番でもう1つスコアを伸ばし、前半を2アンダーでハーフターン。後半は12番でこの日唯一のボギーを喫したが、3つのバーディもマークし、5バーディ、1ボギーの内容でホールアウト。トップと4打差でトーナメントを折り返し、出場2試合連続優勝を射程圏内に捉えている。
開幕前には体調不良を訴え、プロアマ戦を棄権していた松山だが「昨日よりも体調は良くて体も軽かった」と復調がスコアにも出た一日に。「あまり高望みしていないから、ある程度5、6メートルにつけて難なくパーを取るみたいな、ゆっくりとゴルフができているのかな」と自然体でのプレーも結果に繋がっているようだ。優勝争いに向けて「悪くない位置にいる」と話し「パットはちょっと良くないが、すぐに修正できると思う。コンディショニングをして練習したい」と日本人初の偉業達成に目を向けている。
一方で75位タイから第2ラウンドを出た岩田寛は、インスタートとなった前半で13番から連続ボギー、さらに18番パー4ではダブルボギーを喫し、前半を4オーバー。巻き返しを狙った後半でも1つスコアを落とし、1バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの5オーバー76とし、通算6オーバー127位タイで予選落ち。前週に優勝争いを演じた勢いを生かすことは出来なかった。
リーダーボードのトップは、7アンダー64をマークし、通算10アンダーまでスコアを伸ばしたジェイソン・コクラック(米)。1打差の単独2位にチェズ・リアビ(米)がつけ、トップと2打差の3位タイには、バッバ・ワトソン(米)、ダスティン・ジョンソン(米)ら有力選手が並んでいる。世界ランキングNo.3のローリー・マキロイ(北アイルランド)は、2アンダー69でラウンドし、松山、アダム・スコット(豪)、チャール・シュワーツェル(南ア)らと同じ7位タイとなっている。
一方、第1ラウンドで「79」と大きく出遅れた世界No.1のジョーダン・スピース(米)は、インスタートの前半16番から3連続バーディを奪うも、バックナインでは3バーディ、3ボギーとスコアを伸ばせず。8バーディ、5ボギーと出入りの激しいゴルフで3アンダー68とし、通算5オーバー120位タイで今季初の予選落ちを喫している。
「ノーザントラストオープン」1、2日目生中継、決勝ラウンドダイジェスト!大会3日目の模様は2月21日(日)午後11:00?お届け!
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