【動画】岩田、後半に安定感欠き47位タイで最終日へ 王者J.スピースは「67」で9位タイ浮上
2016年1月27日(水)午後6:57
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米男子ツアーのバルスパーチャンピオンシップが現地時間12日、フロリダ州のイニスブルックリゾート・カッパーヘッドコースを舞台に第3ラウンドの競技を終え、イーブンパー71で回った岩田寛は通算3オーバー47位タイに浮上。43位タイから出た昨季覇者ジョーダン・スピース(米)は通算2アンダー9位タイに大きく順位を上げた。
2日目に「74」と苦戦しながらも62位タイで辛くも予選通過となった岩田。上位進出を目指したこの日は、出だし1番で右バンカーから2メートルに寄せてバーディを奪うと、その後も3番で約10メートルの距離を沈めて2アンダー。さらに9番でも1つ伸ばして3アンダーと良い流れでバックナインへ突入する。
しかしボギーフリーの前半から一転、後半はティーショットが池に入った13番ダブルボギーから出入りの激しい展開に。続く14番パー5でこそ、2打目を2メートル強に寄せるスーパーショットでイーグルを奪ったものの、15番でボギー、難関16番でも池に苦しみダブルボギーと一気に貯金を吐き出し、1イーグル、3バーディ、1ボギー、2ダブルボギーでのホールアウトとなった。
順位こそ上げたものの、終盤に悔いの残ったプレーを振り返り「ショットは全然良くない」「パッティングも良くない」と手応えの無さを口にした岩田。難易度の高いインコースでは3日間スコアを落とし続けているだけに、最終日は前半アウトコースでチャージをかけられるかが浮上のカギとなりそうだ。
一方、2日目の「68」で前日の117位タイから43位タイに浮上していたスピースは、14番で約16メートルのイーグルチャンスを決め切るなど随所で好プレーを披露。1イーグル、2バーディ、ノーボギーの「67」で初日の大乱調から見事に立て直し、トップと6打差で最終18ホールを迎える。
通算8アンダーの単独首位はビル・ハース(米)。連日の「67」で前日の3位タイから1打差トップに浮上し、ツアー7勝目へのポールポジションを確保した。以下、1打差の単独2位にグラハム・デラート(カナダ)が続き、さらに1打差の3位タイにチャーリー・ホフマン(米)とライアン・ムーア(米)が並んだ。
通算4アンダー5位タイにはパトリック・リード(米)、スティーブ・ストリッカー(米)、チャールズ・ハウエルIII(米)の3人。そのほか、チャール・シュワーツェル(南ア)が通算3アンダー単独8位につけ、スピースと同じ9位タイにヘンリック・ステンソン(スウェーデン)や大会2勝のレティーフ・グーセン(南ア)、今季1勝のジャスティン・トーマス(米)らが名を連ねている。
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