「体調はだいぶ良くなった」松山、粘りの「69」で暫定27位タイ発進 岩田は77位タイ
2017年1月20日(金)午前11:00
米男子ツアーのノーザントラストオープンが現地時間18日、カリフォルニア州リビエラCCを舞台に第1ラウンドの競技を行ったものの、競技途中で日没サスペンデッドが決定。松山英樹は2アンダー69で暫定27位タイにつけ、岩田寛は暫定77位タイとなった。
2週前のツアー2勝目から出場2試合連続勝利がかかる松山。インスタートの初日はピンそばに寄せた14番でバーディ先行。1ボギーを挟んでの16番では5メートル強のバーディパットを沈めてすぐさま立て直すと、さらに18番、1番と立て続けにスコアを伸ばす。
しかし、その後は4番ボギー、5番パー4で3パットのダブルボギーと一気に貯金を吐き出す苦しい展開。それでも直後6番で5.4メートルを沈めて持ち直した松山は、最終9番ではさらに長い距離のパットを決め切り、6バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの「69」でホールアウト。体調不良の影響が懸念される中で上々の滑り出しを見せている。
松山は競技後、「体調は大分良くなった。足はフラフラするけど、体調が悪いからではなくて練習が出来てないからふらついている。今から体調を整えれば大丈夫だと思う」と現在のコンディションについてコメント。
「良かったり悪かったりで、なんとなく2アンダーで回ったという印象。そういう部分でまだ先は見えない」とこの日を総括しつつ「6番のバーディはすごく大きかった」とダブルボギーを叩いた直後のプレーが流れを変えたと話している。
一方、前週大会で今季ベスト4位タイに入った岩田は、この日16ホールを消化してプレーを中断。1アンダーで迎えた後半12番から連続ボギーを叩き、2バーディ、3ボギーの内容で、1オーバーの77位タイ集団に名を連ねた。
8アンダー63で暫定トップに躍り出たのはツアー4勝のカミロ・ビジェガス(コロンビア)。5アンダー66の暫定2位タイには、2014年覇者のバッバ・ワトソン(米)とチェズ・リアビ(米)、ルーク・リスト(米)の3人が続く。世界ランキング3位のローリー・マキロイ(北アイルランド)は、5バーディ、1ボギーの4アンダー67で暫定5位タイとなっている。
そのほか、3アンダー68で回った2005年王者アダム・スコット(豪)は、前週に欧州ツアー11勝目を挙げたチャール・シュワーツェル(南ア)やダスティン・ジョンソン(米)、ルーク・ドナルド(英)らと並ぶ暫定13位タイにつけた。一方、世界王者ジョーダン・スピース(米)は2バーディ、8ボギー、1ダブルボギーの「79」と大きく崩れ、暫定142位タイに沈んでいる。
「ノーザントラストオープン」1、2日目生中継、決勝ラウンドダイジェスト!大会2日目の模様は2月20日(土)午前7:00?お届け!
初日再放送 2月19日(金) 午後7:00?10:00
2日目 2月20日(土) 午前7:00?10:00
3日目 2月21日(日) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
最終日 2月22日(月) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)