海外女子

上原が「62」で単独首位！　藍も3位タイ好発進　野村はエース達成

2016年1月29日（金）午前11:16

　米女子ツアーのウォルマート NWアーカンソーチャンピオンシップ presented by P＆Gが現地時間24日、アーカンソー州のピナクルCCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。上原彩子が大会記録タイ＆ツアー自己ベストの9アンダー「62」をマークし、後続と2打差の単独トップに立った。

上原彩子ウォルマート NWアーカンソーチャンピオンシップ presented by P＆G 初日ハイライト

　今季予選落ち9度と特に序盤戦で苦戦の続いた上原が最高のスタートを切った。前半11番、13番と立ち上がりから安定感あるショットでバーディを重ねた上原は、18番からの6ホールで5つ伸ばす猛チャージ。さらに上り2ホールともにベタピンにつけて連続バーディとし、9バーディ、ノーボギーと完璧なゴルフで初日を終えている。

「めちゃくちゃ嬉しいです」と会心のラウンドに笑顔を見せた上原は「ショットもパターの感じも良かった。今コーチと取り組んでいることが形になってきてるかなという手応えもある。この勢いで2日間頑張りたい」と前を見据えた。同ツアーでのベストフィニッシュは2012年ミズノクラシックでの3位。2日目にさらにリードを広げてツアー初勝利に近づけるか。

　その他日本勢では、2012年覇者の宮里藍が6アンダー65で3位タイの好発進。節目のツアー10勝目へ、今季復調の兆しを見せる藍は「早い段階でバーディが来てくれたので、流れも作りやすかった」と前半アウトコースで5つ伸ばす6バーディ、ノーボギーでトップとは3打差につけている。

　また、昨季単独2位の宮里美香は4アンダー67で23位タイ、11番パー3でエースを達成した野村敏京は3アンダー68で35位タイといずれも上位を狙える好位置。9番アイアンで132ヤードを直接沈めた野村は「入ったのが誰も見えてなくて、ボールが急に消えたのでバンカーに入ったかと思った。グリーンに行ったら入ってた（笑）」と11番を振り返った。一方、イーブンパー71で回った横峯さくらはは89位タイと後方からのスタートを切っている。

　上原と2打差の2位はキャンディ・クン（台）。藍の入った3位タイ集団にはモーガン・プレッセル（米）やイ・ミンジ（豪）ら計13人が名を連ねた。そのほか、ロレックス・ランキング（女子世界ランク）No.1のリディア・コ（ニュージーランド）は5アンダー67の16位タイ。同No.2のブルック・ヘンダーソン（カナダ）は2アンダー69の52位タイから上位をうかがう。

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 【特設サイト】2016 LPGAツアー
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