【動画】片岡、米デビュー戦は33位タイ「自分のプレーが出来てよかった」 PO制したF.ゴメス が優勝
2016年2月3日(水)午後3:25
米男子ツアーのソニーオープンイン ハワイが現地時間17日、ハワイ州のワイアラエCCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。ファビアン・ゴメス(アルゼンチン)がブラント・スネデカー(米)とのプレーオフを制して今季初勝利を収める中、片岡大育は1オーバー71とスコアを落とし、通算10アンダー33位タイで4日間を終えた。
前日に「64」をマークして5打差6位タイまで浮上した片岡。この日は3番パー4で2打目が池に入りボギー先行となると、5番でも1つ落として好スタートとはならず。それでも、迎えた9番パー5ではバンカーからの3打目、残り約16ヤードを直接沈めるスーパーショットでイーブンパーに持ち直した。しかし後半にその勢いをつなげられず、14番ボギーで1つ後退となり、1イーグル、3ボギーのラウンドで1桁フィニッシュとはならなかった。
「あそこ(9番のイーグル)からグーンと行きたかったが、なかなか…。良いパットもあったけど入ってくれなくて。そういう一日だった」と最終日を総括した片岡。カップに嫌われた惜しい場面に悔しさを滲ませる一方で、「良いプレーが出来ればそこそこ良い位置で戦えることも分かった。自分のプレーをしてどこまで行けるかが米ツアーと自分との比較をする上で重要だと思っていたが、その中で自分のプレーが出来たことは良かった」と米ツアー初参戦の収穫は小さくない様子だ。
トップと2打差から逆転勝利を飾ったゴメスは、1アンダーで迎えた6番から7連続バーディの猛チャージをかけるなど、10バーディ、2ボギーの「62」で通算20アンダーの単独首位でホールアウト。しかし、首位タイから出たスネデカーが最終ホールのバーディでゴメスと並び、勝負はプレーオフへもつれ込んだ。
18番パー5での1ホール目は両者3オンからパーで分けると、同じく18番で争われた2ホール目で決着。スネデカーがバーディパットを決め切れず、先に連続バーディとしたゴメスが昨年6月以来となるツアー通算2勝目を手にしている。
通算19アンダーの単独3位はザック・ブレア(米)、通算18アンダーの単独4位にはキム・シウー(韓)が続いた。全英覇者のザック・ジョンソン(米)は通算13アンダー9位タイ。大会3連覇を目指したジミー・ウォーカー(米)はこの日「66」で通算12アンダー13位タイまで浮上した。
68位タイから上位進出を狙った宮里優作は通算4アンダー70位タイで終戦。最終9番のイーグルでイーブンパーに持ち直したが、順位を上げるには至らなかった。通算5アンダー59位タイからスタートした谷原秀人はこの日2つスコアを落とし、通算3アンダー73位タイとなっている。
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最終日 1月18日(月) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
写真提供:Getty Images