【動画】「日本での試合のよう」片岡が「64」で5打差6位タイに浮上 最終日は「アンダーパーで」
2016年2月28日(日)午前10:11
米男子ツアーのソニー・オープン・イン・ハワイが現地時間16日、ハワイ州のワイアラエCCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。片岡大育が6アンダー「64」をマークし、通算11アンダー6位タイに浮上した。
トップと7打差の36位タイから出た片岡は、インスタートの立ち上がり10番でバーディを奪う幸先のよいスタートを切ると、続く11番はボギーとするも、13番で取り返して1アンダーでハーフターン。すると後半は1番と4番からの2度に渡って連続バーディをマークするなど、5バーディ、ノーボギーと猛チャージ。7バーディ、1ボギーの内容でホールアウトとなった。
ラウンド終了後、プレーを振り返った片岡は「素晴らしかったと思います」と笑顔。今大会がPGAツアー初参戦となるが「日本人の方がたくさん応援してくれたので、海外というよりは日本での試合のように感じた」とギャラリーの声援に感謝した。この日のフェアウェイキープ率は80.95%を記録し「ショットが3日間良いので、パットさえかみ合えば好成績が出る自信はあった」と手応えが数字として表れたラウンドとなった。
最終日はトップと5打差の位置からスタート。ホールアウト後にはPGAツアーから取材を受けるなど注目度も増しているが「明日もしっかりと自分のプレーができるように頑張りたい」と語り「アンダーパーで回りたい。スコアを決めてしまうと入れにいってしまい大けがにつながる可能性ある」と、まずは1つでも上の順位を目指す構えだ。
谷原秀人は通算5アンダー59位タイ、宮里優作は通算4アンダー68位タイで最終日へ進出。谷原は「体調悪くないけど…」と渋い顔。「もうちょっと伸ばすことは出来た」と振り返りながらも「グリーンの目が読み辛い」とパッティングで苦労しているようで「もうちょっと速いグリーンの方が得意」と話している。小平智は4オーバー74とスコアを落とし、通算1アンダー81位タイ、石川遼は3オーバー73の通算イーブンパー84位タイと順位を下げて、セカンドカットとなっている。
通算16アンダーでトップには、ブラント・スネデカー(米)とザック・ブレア(米)が並ぶ展開。トップと1打差の単独3位にはケビン・キスナー(米)がつけている。66位タイから出たマット・クーチャー(米)は、上がり6ホールを6連続バーディで締めるなど、10バーディを奪取し、8アンダー「62」をマーク。通算11アンダーでジェイソン・ダフナー(米)らと並び6位タイのジャンプアップとなった。3位タイから出たザック・ジョンソン(米)はイーブンパー70とスコアを伸ばせず、通算10アンダー13位タイに後退している。
元世界No.1のルーク・ドナルド(英)が通算9アンダーで23位タイ。ダニエル・バーガー(米)、エミリアーノ・グリーヨ(アルゼンチン)らは通算7アンダー39位タイとなっている。世界ランキング11位のアダム・スコット(豪)は2アンダー68で回り、通算6アンダー52位タイに後退している。
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写真提供:Getty Images