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【動画】松山、ツアー2勝目に向けて3打差2位タイ浮上！　最終日最終組で1年越しのリベンジへ

2016年2月21日（日）午前9:40

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松山英樹

　米男子ツアーのウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンが現地時間6日、アリゾナ州のTPCスコッツデールを舞台に順延となっていた第2ラウンドと第3ラウンドの競技を終了。松山英樹は通算10アンダーまでスコアを伸ばし、2位タイで最終日を迎えることとなった。

松山英樹ウェイストマネジメントフェニックスオープン 3日目ハイライト

　予選ラウンドをトップと2打差の4位タイで通過した松山。最終組の1つ前でプレーした第3ラウンドでも、立ち上がりの1番からバーディを奪うと、5番パー4では3メートルを沈めるなど前半を1アンダーでハーフターン。後半は難易度の高い11番、14番でスコアを伸ばすと、12番では3パットのボギーを喫したものの、2つスコアを伸ばし、トータル5バーディ、2ボギーの3アンダー68でホールアウトとなった。

　予選ラウンドの2日間では要所でパットを沈めてスコアを伸ばしてきたが「今日はパットがあまり良くなかった」と振り返った松山。フェアウェイキープ率は42.86％と苦しんでいるものの、パーオン率は88.89％を記録。「ドライバーは上手くいかなかったが、グリーン周りでは良いプレーが出来た。それはとても嬉しい」と手ごたえを掴んでいる。

　最終日は、通算13アンダーで単独首位に立つダニー・リー（豪）、同じく2位タイで並ぶリッキー・ファウラー（米）と最終組で激突する。昨季大会は1打差で優勝逃す悔しい結果となっているが、1年越しのリベンジを果たすことはできるだろうか。

　こちらもツアー2勝目を狙うリーは、2位タイから出た第3ラウンドで2番から3連続バーディを奪うなど、前半を4アンダーとすると、6バーディ、2ボギーの4アンダー67をマークした。通算9アンダーの4位タイには、「64」を叩きだしたブライス・モルダー（米）とブー・ウィークリー（米）がつけている。

　ツアー42勝を誇るフィル・ミケルソン（米）は、ノーボギーの6アンダー65と完璧なプレーで、37位タイから通算8アンダー単独6位にジャンプアップ。昨年の全英オープン覇者ザック・ジョンソン（米）も通算5アンダー17位タイに浮上している。一方、13位タイから出たババ・ワトソン（米）は、2オーバー73とスコアを落とし、通算2アンダー39位タイに後退。昨季王者のブルックス・ケプカ（米）も通算イーブンパー53位タイとなっている。

　なお、第2ラウンドで6オーバー77と大きく崩れた石川遼は、通算4オーバーで予選落ちとなっている。

【LIVEスコア】ウェイストマネジメントフェニックスオープン
 【見逃し配信】2015-16ウェイストマネジメントフェニックスオープン 2日目