【動画】A.スコット、ベアトラップに捕まるも… 2年ぶりの優勝へ、トップタイに浮上!
2016年3月7日(月)午前10:00
米男子ツアーのザ・ホンダ・クラシックが現地時間27日、フロリダ州のPGAナショナル チャンピオンコースで第3ラウンドの競技を終了。アダム・スコット(豪)とセルヒオ・ガルシア(スペイン)が通算9アンダーでトップに並び、最終日を迎えることとなった。
2014年5月のクラウン・プラザ招待 at コロニアル以来となるツアー優勝を狙うスコットは、トップと3打差の単独4位から出ると、前半で6番からの4連続バーディを含む5バーディと猛チャージ。バックナインに入っても12番からの連続バーディで順調にスコアを伸ばしていたが、迎えた「ベアトラップ」の15番パー3で落とし穴。ティーショットをグリーン右の池に入れてしまうと、ドロップゾーンからの打ち直しの1打もグリーンをオーバーしてしまい再び池に。
結局、このホールを「7」で上がり、最終的には4アンダー66でホールアウト。悔やまれる1ホールとなったものの、その後の17番でバーディをとれたことで「ポジティブな気持ちで最終日に挑める」と話した。ショット、パットともに好調で前戦のノーザントラストオープンでも2位タイと勢いに乗っている。2年ぶりのトロフィに向けて、視界は良好だ。
一方、単独3位から出たガルシアは、前半は3番からの3連続バーディなど、ノーボギーの4アンダーでハーフターン。バックナインでは13番、17番とボギーが先行する苦しいラウンドになったが、最終ホールをバーディで締めて、3アンダー67。こちらは2012年以来となる米ツアーでの優勝に向けて、弾みのつく上がり方となった。
トップと4打差の単独3位にはブレイン・バーバー(米)。通算4アンダーの4位タイには、4オーバー74とスコアを落としたリッキー・ファウラー(米)とジャスティン・トーマス(米)が並んでいる。また、通算3アンダー6位タイには、グラエム・マクドウェル(北アイルランド)、ビジェイ・シン(フィジー)らがつけている。
2013年以来の勝利を目指すフィル・ミケルソン(米)は3バーディ、1ボギー、1ダブルボギーのイーブンパー70とスコアを伸ばせなかったものの、通算3オーバーで、ディフェンディング・チャンピオンのパドレイ・ハリントン(アイルランド)らと並び、43位タイとなっている。
「ザ・ホンダクラシック」1、2日目生中継、決勝ラウンドダイジェスト!大会3日目の模様を2月28日(日)午後11:00?ダイジェスト放送!
3日目 2月28日(日) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
最終日 2月29日(月) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)