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【動画】岩田が4打差25位タイ発進「グリーンが重い上に硬くて難しかった」　王者J.スピースは予選落ちの危機

2016年2月15日（月）午前8:47

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岩田寛

　米男子ツアーのバルスパーチャンピオンシップが現地時間10日、フロリダ州のイニスブルックリゾート・カッパーヘッドコースで第1ラウンドの競技を終え、岩田寛はイーブンパー71で4打差25位タイ。一方、昨季王者のジョーダン・スピース（米）は5オーバー76で117位タイと大きく出遅れている。

岩田寛バルスパーチャンピオンシップ初日ハイライト（2H）

　出だし10番で3オン2パットのボギーを叩いた岩田は、13番でもスコアを落とすなど立ち上がりで苦戦。それでも、16番からの3ホール“スネークピット（蛇の巣穴）"をパーでしのいで折り返すと、1番パー5で2オンからバーディ、2番で3メートル強を沈める連続バーディでイーブンパーに持ち直す。

　その後はショートホールの4番で1オーバーに後退したものの、8番バーディで再び立て直し、3バーディ、3ボギーでのホールアウトとなった。岩田は競技後、「オーバーパーではなかったので…」と一定の満足を口にしつつ「グリーンが重い上に硬くて難しかった」とこの日のプレーについてコメント。パターのタッチと風への対応を課題に挙げた2日目以降、さらなる上位進出となるだろうか。

　一方、まさかの大叩きを演じた世界王者スピースは、前半のうちに5つのボギーを叩く大乱調。4オーバーで迎えた後半も1ボギーと伸ばすことが出来ず、1バーディ、6ボギーの内容でトップと9打差に沈み、予選通過も危うい状況となっている。

　4アンダー67で首位に並んだのは、ツアー3勝のキーガン・ブラッドリー（米）と同2勝のチャールズ・ハウエルIII（米）、47歳ベテランのケン・デューク（米）の3人。2011年全米プロゴルフ選手権覇者のブラッドリーは5バーディ、1ボギーで初日を終え、2012年8月以来の勝利に絶好のスタートを切った。今季すでに5度の予選落ちを喫するなど苦戦が続く中、久々の白星獲得へこの勢いを維持出来るか。

　1打差の単独4位はチェッソン・ハドリー（米）。そのほか、元世界王者のマーティン・カイマー（独）や大会2勝のレティーフ・グーセン（南ア）、ダニー・ウィレット（英）らは1アンダー70の8位タイ。岩田と並ぶ25位タイ集団にはヘンリック・ステンソン（スウェーデン）、チャール・シュワーツェル（南ア）、パトリック・リード（米）らが名を連ねた。

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