タイガー復帰戦だけではない!豪華フィールドで大物新人デビュー
2017年1月24日(火)午後7:00
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全米オープンの舞台としても有名なトーレパインズGCのサウスコースとノースコースで開催される「ファーマーズインシュランスオープン」。メイン会場のサウスコースに注目が集まりがちだが、昨年大会終了後に大幅な改修がされたノースコースにも注目だ。
大会の解説を務める佐藤信人プロに今大会の見どころについて話を聞いた。
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なんと言っても選手層の厚さが見どころの一つですね。現在世界ランキング1位のジェイソン・デイをはじめ、ダスティン・ジョンソン、ジャスティン・ローズ、リッキー・ファウラー、そして日本の松山英樹らビッグネームが名を連ねる豪華なフィールドです。加えて、約1年半ぶりにタイガー・ウッズが復帰します。
今大会会場のトーレパインズGCは、タイガーが2008年の「全米オープン」を含め過去8勝と相性の良いコースです。
コースは距離が長くてタフなコースです。特にサウスコースは2008年にUSオープン用に改造してからは非常に難しくなりました。一方、ノースは比較的やさしいコースでスコアが出やすいです。サウスで耐えて、ノースでいかにスコアを伸ばすかがポイントです。
先週の「キャリアビルダーチャレンジ」に出場していたフィル・ミケルソンは「(キャリアビルダーチャレンジは)コースが広いから救われたけどトーレパインズだとスコアがまとまらなかっただろう」とコメントしていたように、ドライバーの出来が重要になります。特にサウスコースはティーショットを曲げるとラフも深いし苦労すると思います。
ノースコースは昨年の大会終了後に改修したので、大会が始まってみないと何とも言えませんが、コース改修を行った設計家によるとパブリックコースなので、「バンカーを減らして、花道を広げて、グリーンも大きくする」などアマチュアがプレーしやすく改造したとようです。サウスが難しいだけに改修された今年のノースは注目ですね。
タイガーはもちろん、今大会もう一つの注目は大物新人がデビューすることです。日本ではあまり知られていませんが、昨年、大学生の年間最優秀選手賞である「ハスキンズ賞」を受賞したボウ・ホスラー(テキサス大出身)が今大会に推薦で出場します。
ホスラーは昨年の全米学生の準決勝で肩を怪我して決勝進出を果たすも出れませんでしたが、手術をしてプロ転向。大学MVPに輝くなど超有名選手なので今年は推薦でPGAツアーへ何試合か出場するでしょう。数試合でシードを獲る可能性も十分ありますし、プロデビュー戦でどんなプレーを見せるか注目ですね。
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