米男子ツアーのファーマーズインシュランスオープンが現地時間26日、カリフォルニア州トーレパインズGCのサウスC、ノースCを舞台に開幕。松山英樹、石川遼が2017年初優勝を目指す中、タイガー・ウッズ（米）がツアー復帰を果たす。

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　現在、賞金ランク、フェデックスカップ・ランキングでジャスティン・トーマス（米）に次ぐ2位につけている松山。ハワイ開催のトーナメント・オブ・チャンピオンズでは単独2位に入るなど、昨年末からの好調さは健在だ。今大会は過去2年で予選落ちを喫しているが、今季2勝目をつかめるかに期待が高まる。予選ラウンドはダニエル・バーガー（米）とエミリアーノ・グリーヨ（アルゼンチン）とのペアリングとなっている。

　また、2017年2戦目となる石川は、前週のキャリアビルダー・チャレンジでは2日目までを69-69でラウンドしていたものの、3日目と最終日で72-71と伸び悩み50位タイと平凡な順位に終わった。公傷制度によるシード権獲得のためには険しい道のりが続くが、前週は2日目まで課題だったフェアウェイキープ率が高い数字を記録するなど好材料も見つかっており、4日間を通して安定したプレーを続けることができるかが鍵となる。

　先週の大会を終えて「4日間精度の高いものが続けられればいい。これからの課題」と本人も感じており、「ドライバーは最初の2日間は良かった。そこにパッティングがかみ合ってくればすごく楽しみ」と、やることは明確なようだ。

　トーレパインズGCが大幅に改修されたが「（練習ラウンドを行った）ノースに関してはグリーンの芝と面が変わった。距離も非常に伸びているので難易度が上がっている。全体的にスコアも悪くなる」と予想。「ラフが長いところがある」と気を付けたいポイントに“ショット"を挙げた石川。「予選をしっかり通って優勝争いをしたい。最終日は最終組に近い位置でプレーしたい」と意気込みを語った。

　そして、今大会最大の注目はタイガーの復帰だ。昨年にトーナメント復帰を果たしていた元世界No.1だが、ツアー参戦は2015年8月に行われたウィンダム選手権以来。約1年5か月ぶりとなる復帰戦には過去8回の優勝を飾っているトーレパインズGCを選択した。予選ラウンドは、現世界ランク1位のジェイソン・デイ（豪）、同3位のダスティン・ジョンソン（米）と同組が決定しており、多くのギャラリーから視線を集めることは間違いない。

　その他にも、フィル・ミケルソン（米）、リッキー・ファウラー（米）、ジミー・ウォーカー（米）、ジャスティン・ローズ（英）、ブルックス・ケプカ（米）らトッププレーヤーがフィールド入りしており激戦は必至。ブライソン・デシャンボー（米）、ジョン・ラーム（スペイン）ら若い勢力にも注目が集まる。

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ファーマーズインシュランスオープン

初日 1/27（金） 午前5:00?9:00
2日目 1/28（土） 午前5:00?9:00
3日目前半 1/28（土） 深夜3:00?翌午前6:00
3日目後半 1/29（日） 午後2:00?4:00
最終日前半 1/29（日） 深夜3:00?翌午前6:00
最終日後半 1/30（月） 午後8:00?11:00

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（写真：Getty Images）

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