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【動画】パット好感触の松山、「67」で20位タイ浮上！欧州13勝のP.ケーシーが優勝王手

2016年9月5日（月）午前9:24

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松山英樹

　米男子ツアーのプレーオフシリーズ第2戦ドイツバンクチャンピオンシップが現地時間4日、マサチューセッツ州のTPCボストンで第3ラウンドの競技を終了。松山英樹は4アンダー「67」で回り、通算7アンダー20位タイで最終日を迎えることとなった。

PLAY OFFS ドイツバンクチャンピオンシップ松山英樹 3日目ハイライト（17、18H）

　46位タイで決勝ラウンドに駒を進めた松山は、序盤からショットがピンに絡んで出だし5ホールで3バーディを奪取。9番パー4では3オン、2パットのボギーを喫するが前半を2アンダーで折り返す。するとバックナインでも12番でバーディが先行。16番でスコアを落とした後は上がり2ホール微妙な距離を連続バーディで締め、6バーディ、2ボギーの内容でホールアウト。大きく順位を上げて、最終日は上位進出を狙う。

　「出だし数ホールでバーディを獲れたのが大きかった」とラウンドを振り返った松山。「ショットは良くなるかなと思っていたけどならなかった。それをうまくパッティングでカバーできた」と、この日はストロークス・ゲインド・パッティングで今週最高（1.391）をマークした。「ショットがもう少しチャンスにつけば、パットにもっと集中できる」と最終日はショット、パットの噛み合ったプレーを目指す。

　優勝争いは、欧州ツアーで13勝を誇るポール・ケーシー（英）が通算15アンダーで単独首位に。トップと1打差の2位タイから出ると、3番でボギーを喫しながら5番からは3連続バーディをマーク。さらに、後半は上がり3ホールで3アンダーとスコアを伸ばし、米国での2勝目に向けて後続に3打差を付けた。

　通算12アンダー単独2位にはブライアン・ハーマン（米）。全米プロ王者のジミー・ウォーカー（米）、首位から出たケビン・チャッペル（米）、スマイリー・カウフマン（米）が通算11アンダー3位タイとなっている。世界ランキング5位のローリー・マキロイ（北アイルランド）は5アンダー「66」でラウンドし、通算9アンダーでリオデジャネイロ五輪金メダリストのジャスティン・ローズ（英）らと7位タイとなっている。

　一方、昨季年間王者のジョーダン・スピース（米）は1オーバー72とスコアを落として、通算5アンダーでセルヒオ・ガルシア（スペイン）、ヘンリク・ステンソン（スウェーデン）、アダム・スコット（豪）らと並んで23位タイに後退。予選ラウンドで62位に沈んでいた世界ランキングNo.1のジェイソン・デイ（豪）は、通算4アンダー33位タイとなっている。

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