【動画】松山&石川、初日は4打差10位タイ発進! 終盤に連続バーディ
2016年11月24日(木)午後4:40
国別対抗戦「ISPSハンダ・ワールドカップ・オブ・ゴルフ」は現地時間24日、オーストラリアのキングストンヒースGCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。松山英樹、石川遼の日本代表は1オーバー73で回り、10位タイ発進となった。
2002年以来のトロフィ獲得を狙う日本代表だったが、1つのボールを交互に打つ「フォアサム」形式で行われた初日の序盤は苦戦。2番で石川のパーパットが外れると、続く3番もボギーとする。さらに1つスコアを返して迎えた6番パー3では、松山のグリーン奥からの2打目がオーバーすると、この後3パットでダブルボギーとなり、前半は3オーバーで折り返す。
それでも、10番パー4で松山の2打目をピンそばにつけるスーパーショットでバーディを奪うと、14番パー5ではグリーン右奥からの4打目が寄らずスコアを落としたが、続く15番パー3では石川がバーディパットを沈めてバウンスバック。さらに16番でも石川が長いパットを決めて連続バーディとしトータル4バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの内容でホールアウトとなった。
ラウンド終了後、インタビューに応じた日本代表。石川は「緊張はしないと思ったが、最初は頭が真っ白だった。僕の場合、アイアンを先に打つことが多かったので、リズムを取るのが難しいフォーマット。ドライバーのミスで足を引っ張ってしまった」とチームプレーならではの難しさを語った。
それでも「バーディパットを決められると、チームとしても二人でもぎ取ったバーディという感じになるんで。16番のバーディが今日は一番うれしかった。4人でラインを読んで、そこを通って入った。個人戦にはないシチュエーションだった」と後半の連続バーディには手ごたえを掴んでいるようだ。
一方の松山は「グリーンはさほど早くないので助かった部分はあった。ティーショットを曲げてはいけないというプレッシャーなど、練習ラウンドとは違う雰囲気があった」と話した。2日目に向けては石川は「フォーボールとはいえ、チームとして8アンダーとか9アンダーが出るコースではないと思う。それでも、お互いに4、5バーディずつ取ればあり得るスコアなのかなと。改めてボギーが出やすいコースなので気を付けたい」と話した。松山も「お互いがもう少しずつ良い状態になれば噛み合うと思うので、残り3日間のうちに出せれば優勝のチャンスはある」と優勝争いへの自信を見せた。
第1ラウンドを終えて「69」をマークして単独トップに立ったスペインチーム(ラファエル・カブレラ・ベヨ&ジョン・ラーム)とは4打差に。2日目はそれぞれがプレーし良い方のスコアを採用する「フォアボール」形式で行われるが、上位との差を詰めることができるだろうか。
1位 -3 スペイン(R.カブレラ・ベヨ&J.ラーム)
2位T -2 フランス(V.デュビィソン&R.ロンガスク)
2位T -2 米国(R.ファウラー&J.ウォーカー)
2位T -2 中国(呉阿順&李昊桐)
10位T +1 日本(松山英樹&石川遼)
14位T +2 豪州(A.スコット&M.リーシュマン)
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2日目 11月25日(金) 午前10:00?午後3:00※最大延長午後4:30まで
3日目 11月26日(土) 午前10:00?午後3:00※最大延長午後7:00まで
最終日 11月27日(日) 午前10:00?午後3:00※最大延長午後7:00まで