【動画】松山&石川は7バーディで8位T浮上も「あと2つぐらいは…」 巻き返しへ「ベストを尽くしてお互いの良いところを」
2016年11月25日(金)午後5:05
国別対抗戦「ISPSハンダ・ワールドカップ・オブ・ゴルフ」は現地時間25日、オーストラリアのキングストンヒースGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。松山英樹、石川遼の日本代表は7アンダー65で通算6アンダーとし、首位デンマーク代表と6打差の8位タイで週末を迎えることとなった。
初日のフォアサム形式を1オーバー73の10位タイで終えた日本代表。フォアボール形式(それぞれがプレーし良い方のスコアを採用)での2日目は序盤にパーを拾う展開から、4番で松山がバーディを先行させて通算イーブンパー。迎えた7番でも松山が難しいラインのバーディパットを沈めると、石川も9番でドローボールをピンそばにつけてこの日初バーディを奪い、スコアを3つ伸ばして前半を折り返す。
互いにバーディを獲って迎えた後半は、松山の11番チップインバーディから石川も奮起。イーグル寸前のショットを見せた12番、勝負所のパットを決め切った14、18番と3バーディを重ね、7バーディ、ノーボギーの「65」で2日目を締めた。同時にチャンスにつける場面こそ少なかったものの、ノーボギーを貫くチームワークで順位を上げ、3日目さらなる浮上を狙う。
ラウンド終了後のインタビューで、この日を「(個人的には)あんまり良いところはなかったが、チームボギーがなくてよかった。二人で7バーディは少ない。納得いく数字ではない」と振り返った松山。一方の石川も「自分がボギーを打ってしまうと、英樹が攻められなくなるのでボギーを打ちたくなかった。あと(バーディを)2つぐらいはいけたかなと思う」と話した。
3日目は6打差を追いかけてのスタートとなるが、石川は「明日に向けてどうやっていくかはこれから話し合って、始まってからベストを尽くしてお互いの良いところを出したい」と意気込み。フォーマットは初日に「73」と苦戦したフォアサムとなるが松山は「自分の状態をしっかりと上げて、どっちの順番になっても頼りになるようなゴルフがしたい」と語っている。
この日12アンダー「60」を叩き出して首位に躍り出たのはトービヨーン・オールセンとソーレン・ケルドセンのデンマーク代表。前半に2イーグル、折り返し直後には5連続バーディを奪うなどトータル2イーグル、8バーディで、2位の中国代表(呉阿順&李昊桐)と3打差、通算12アンダーで首位に立った。以下、通算8アンダー3位にスペイン代表(ラファエル・カブレラ・ベヨ&ジョン・ラーム)、前回覇者の豪州代表(アダム・スコット&マーク・リーシュマン)は通算2アンダー18位タイとなっている。
1位 -12 デンマーク(T.オールセン&S.ケルドセン) 2位 -9 中国(呉阿順&李昊桐) 3位 -8 スペイン(R.カブレラ・ベヨ&J.ラーム) 8位T -6 日本(松山英樹&石川遼) 18位T -2 豪州(A.スコット&M.リーシュマン)
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3日目 11月26日(土) 午前10:00?午後3:00※最大延長午後7:00まで
最終日 11月27日(日) 午前10:00?午後3:00※最大延長午後7:00まで