【動画】松山&石川は4位タイ浮上 フォアボール最終日は「50台を目指して」
2016年11月26日(土)午後3:55
国別対抗戦「ISPSハンダ・ワールドカップ・オブ・ゴルフ」は現地時間26日、オーストラリアのキングストンヒースGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。松山英樹、石川遼の日本代表はフォアサム形式(1つのボールを2人が交互にプレー)で通算7アンダーとし、首位デンマーク代表と7打差で最終日を迎えることとなった。
2日目のフォアボール形式で通算6アンダー8位タイに順位を上げた日本代表。伸ばしづらいフォアサム形式をプレーしたこの日は前半、1オーバーで迎えた5番そして6番と松山のお膳立てから石川がパットを決め切り連続バーディ。一時1アンダーしたものの、そこから石川が1打目をバンカーに入れた7番でボギー、8番パー5を獲り損ねたあと9番でもスコアを落とし、波に乗れないまま1オーバーで前半を折り返す。
すると、巻き返しを期した後半はバーディこそ前半と同じ2つも、ボギーをゼロに抑えて2アンダー。13番、14番と立て続けに松山の作ったチャンスを石川が決め、トータル4バーディ、3ボギーの1アンダー71で上位に食い込んだ。首位とは7打差がついたが、松山は「50台目指して頑張ります」と最終日、伸ばしやすいフォアボール(ペアがそれぞれ別のボールでプレー)で猛チャージとなるか。また、石川も「1人が6バーディ、7バーディは取りたい」と優勝争いへの自信をのぞかせた。
2日目の「60」で3打差首位に躍り出たデンマーク代表(トービヨーン・オールセン&ソーレン・ケルドセン)は、この日も3アンダー69と伸ばして通算14アンダーでリードを拡大。ワールドカップ初制覇へ、同じくこの日「69」の米国代表(リッキー・ファウラー&ジミー・ウォーカー)に4打差をつけて最終18ホールへ向かう。
そのほか、通算9アンダー単独3位に中国代表(呉阿順&リ・ハオトン)。フランス代表(ビクター・デュビィソン&ホマン・ロンガスク)とスペイン代表(ラファエル・カブレラ・ベヨ&ジョン・ラーム)が日本と同じく4位タイ。前回王者の豪州代表(アダム・スコット&マーク・リーシュマン)は通算4アンダー11位タイとなっている。
1位 -14 デンマーク(T.オールセン&S.ケルドセン) 2位 -10 米国(R.ファウラー&J.ウォーカー) 3位 -9 中国(呉阿順&リ・ハオトン) 4位T -7 日本(松山英樹&石川遼) スペイン(R.カブレラ・ベヨ&J.ラーム) フランス(V.デュビィソン&R.ロンガスク) 11位T -4 豪州(A.スコット&M.リーシュマン)
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最終日 11月27日(日) 午前10:00?午後3:00※最大延長午後7:00まで