【動画】松山&石川の日本代表は「65」も6位T終戦 3度目のW杯制覇ならず「悔しい」
2016年11月27日(日)午後3:06
国別対抗戦「ISPSハンダ・ワールドカップ・オブ・ゴルフ」は現地時間27日、オーストラリアのキングストンヒースGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。松山英樹、石川遼の日本代表はフォアボール形式(それぞれがプレーし良い方のスコアを採用)で7アンダー「65」をマーク。通算14アンダーまでスコアを伸ばしたが、6位タイに終わった。
首位のデンマーク代表を7打差4位タイから追って出た日本代表。3番で松山がバーディをマークすると、4番と5番では石川がともにピンそば50センチ以内につけるスーパーショット見せてバーディを奪う。さらに7番では、松山がティーショットを隣の1番ホールへと向かって打つと、2打目をバーディチャンスにつける。これをしっかりと沈めて、前半は4アンダーで折り返す。
しかし、中盤はバーディチャンスを作り出しながらもグリーン上で苦戦しスコアが停滞。13番で石川、15番で松山がバーディを奪ったものの、その後は最終18番でスコアを伸ばしたのみに終わり、ノーボギーの「65」でホールアウト。14年ぶり3度目の優勝を狙った日本代表だったが、最終日は順位を落とす結果となってしまった。
ラウンド終了後のインタビューでは口をそろえて「悔しい」と語った松山と石川。「自分がもっと良いプレーができた、足を引っ張ってしまったと思う」と石川が話すと、松山も「最後までプレーはできたが、気持ちが先に行ってしまった。もっと冷静にプレーができればもっと上手くいったのかもしれない」と話した。
14年ぶりの優勝には手が届かなかったが今後は個人での戦いへと戻る。石川は「今週英樹とプレーする中で、英樹のレベルでしか分からない感覚があるだろうし、そこに早くいきたいと感じた。英樹の持つ集中力はさすがだなと感じた。自分の今後にも生かしていきたい」と自身のレベルアップを目標と話した。
翌週は「ヒーローワールドチャレンジ」に出場する松山は「状態が落ちたときに状態を上げることができる何かを探さないといけない。難しいフォーマットになったときに、自分を信じ切れていない。よりプレッシャーがかかった状態で打てるパットやショットを見つけていきたい」と目標を語っている。
優勝は単独トップから出たトービヨン・オールセン&ソレン・ケルドセンのデンマーク代表。序盤は苦戦したが6アンダー「66」をマークし、通算20アンダーで後続に4打差をつけた。通算16アンダー2位タイには米国代表(リッキー・ファウラー&ジミー・ウォーカー)、中国代表(呉阿順&李昊桐)、フランス代表(ビクター・デュビィソン&ホマン・ロンガスク)が入っている。
1位 -20 デンマーク(T.オールセン&S.ケルドセン)
2位T -16 米国(R.ファウラー&J.ウォーカー)
-16 フランス(V.デュビィソン&R.ロンガスク)
-16 中国(呉阿順&李昊桐)
6位T -14 日本((松山英樹&石川遼)
9位T -11 豪州(A.スコット&M.リーシュマン)
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最終日 11月27日(日) 午後9:00?0:00(再放送)