笠りつ子首位と2打差優勝圏内に「今オフは毎日9時間以上の打ち込み、誰にも負けないくらい練習した」
2017年3月11日(土)午後6:15
国内女子ツアー第2戦「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ」2日目は全体の平均スコアが74.39(+2.39)と初日より1打以上悪くなるど厳しいコンディションとなり、予選カットラインは2オーバーに。
多くの選手がスコアメイクに苦しむ中、初日トップの青木瀬令奈は2バーディ、3ボギーの「73」でスコアを1つ落としながらも、通算6アンダーで首位をキープ。ツアー初優勝をかけて明日の最終日へ臨む。
その青木を2打差で追うのが昨年の賞金ランキング日本人1位の笠りつ子。上位陣が苦しむ中、3バーディ、1ボギーの2アンダー。通算スコアを4アンダーまで伸ばし、今シーズンの初優勝に向けて射程圏内に捉えた。
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昨年を振り返り、「日本人トップの嬉しさよりも韓国勢2人に負けた悔しさの方が大きい」と語っていた笠。「日本人選手が頑張らなくてはいけない、今年は私がやるんだ!という気持ちで臨みたい」と今シースンにかける強い気持ちがある。昨年、夢であったという1億円プレーヤーとなり、今年の目標はずばり"2億円"を掲げた。
それでも「賞金女王は最後のご褒美。先ずは1試合1試合に集中してやっていきたい」と冷静にシーズンの戦いを見据える。
今オフはショートゲームを課題に挙げ、合宿先のタイでは徹底的に打ち込んだ。朝7時?9時までトレーニング、そのあとは9時間以上も日が暮れるまで練習場でボールを打ち続ける毎日。1月中旬?2月中旬までの約1ヶ月はラウンドをせずにひたすら打ち込むというから驚きだ。
今オフはショートゲームに磨きをかけた
「練習は嫌いだけど、打つのが好きなので、どうしてもショットを中心にやってしまう。タイでは無心になれるからつい打ってしまう」という。30Yのアプローチまで入れると1日で1,000球以上は打っていたようだ。それも全ては今シーズンの戦いに向けて。
開催コースの「土佐カントリークラブ(高知県) 」は全長6,228ヤードのPar72とツアーの中でも距離が短いコースで、海風の影響も受けやすくアイアン勝負にもなる。笠のパーオン率(予選ラウンド合計)は77.8%(28/36)で全体の5位。確実なショットがボギーを打たないスコアメイクにつながっている。
「時間だけで言えば、どのプロにも負けないくらいの練習量と言える。たくさん練習したことで自信もついて。この1打を活かせる日が来るのを楽しみに戦いたい」
開幕2戦目にして早くもその時が訪れようとしている。
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【大会2日目成績】
1位 青木瀬令奈(?6)
2位 キム・ハヌル(-5)
2位 大山志保(-5)
2位 藤崎莉歩 (-5)
5位 カン・スーヨン(-4)
5位 笠りつ子(-4)
7位 森田遥(-3)
7位 全美貞(-3)
7位 福田裕子(-3)
大会最終日はとことん1番ホール生中継!
「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ」
最終日 3/12(日)午前7:30?10:00
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とことん1番ホール生中継 第1弾
「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ」
最終日 3/12(日)午前7:30?10:00
「ぎゅっと週刊国内ツアー」
3/13(月)午後11:00?11:15
【動画】じっくり徹底解剖! ヨコハマタイヤ PRGRレディス
(写真:Getty Images)