宮里藍今季日本ツアー2戦目「日本で1、2を争うくらい好きなコース」
2017年5月3日(水)午後3:19
明日5/4(木)に開幕する国内女子メジャーの今季初戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」。ディフェンディングチャンピオンのレキシー・トンプソンが2年連続出場。連覇に向けて注目を集めるが、同じ米ツアーから宮里藍が2年ぶり8度目の出場。
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「米ツアー参戦12年目の今年はちょっと違ったことをしたいし、日本でも成績を残したい」と宮里の中に変化が。
例年、この時期はアメリカツアーへ出場している宮里だが、本大会の後は5/19(金)から21(日)に開催される「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」に出場予定。さらに、6月の「サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」への出場も検討しているという。
「アメリカに参戦して12年目のツアーで、毎年同じスケジュールでやっている中でルーティンを変えてみるのも良い刺激になるかなと思って。リスクもあるけど、それ以上に得るものがある。日本で頑張って良い形でアメリカに戻りたい」とコメント。
今シーズンの米ツアーでは5試合に出場して賞金ランキングは85位。6年ぶりとなった国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」では59位タイと結果を残すことができなかった。
それでも「(4月のロッテチャンピオンシップ)までの3週間はショットとパットが噛み合って60台も出るようになったし、良い流れできている」とロッテチャンピオンシップでは最終日に68をマークし34位フィニッシュ。
「今はグリーン上で戦えているので気持ちのモチベーションも良い。今の調子をキープして気負い過ぎずにプレーできれば」と意気込み。
開催コースの茨城ゴルフ倶楽部 西コースについては「何度かラウンドしていて、よく知っているけど練習ラウンドでプレーして改めて良いコースだと感じた。日本のコースの中でも1、2を争うくらい好き」と絶賛。
「砲台グリーンもあるので、思い切って手前からアプローチするかなど戦略性が求められる。グリーンが難しいのでボールポジションをよく考えてプレーしたい」とコース攻略のポイントを挙げた。
日本には先週27(木)に帰国し、30(日)には練習ラウンドを行った。同日、名古屋では兄の優作が優勝争い。「母から速報を聞きながら練習をしていたので、全く練習にはならなかったです(笑)すごく良いプレーで、最後のパットも難しかったけどよく読みきったと思います。良い勝ち方でした」と兄を称えた。
兄に続いて日本のギャラリーを沸かすことはできるか、宮里藍のプレーに注目したい。
【写真:2017 LPGAロッテチャンピオンシップ】
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「ぎゅっと週刊国内ツアー」5/8(月)放送回は国内女子メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」を特集
「ぎゅっと週刊国内ツアー」5/8(月)よる11時?初回放送