26試合ぶりの最終日最終組、ロングゲームに自信をのぞかせる渡邉「今年は1つでも多く勝ちたい」
2017年3月18日(土)午後6:58
国内女子ツアー第3戦「Tポイントレディスゴルフトーナメント」2日目、3アンダーの7位タイでスタートした渡邉彩香は6バーディ、2ボギーの「68」をマーク。トップと3打差、通算7アンダーの単独3位へ順位を上げ優勝戦線に浮上した。
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明日の最終日に菊地 絵理香、ペ・ヒギョンと最終組でプレーする渡邉だが、最終日最終組は昨年5月の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」以来、実に26試合ぶりだ。
オリンピック出場を目指して戦った昨シーズン。日本代表の座をかけて戦った7月の「全米女子オープン」。最終日の最終18番ホールの3打目がまさかの池へ。順位を落とし38位で終えた渡邉はわずか0.01ポイントの僅差で代表の座を逃し悔し涙を流した。
五輪出場の夢が叶わなかった渡邉は昨季の8月以降に5試合で予選落ちと調子は戻らず、賞金ランキング12位、未勝利で2016シーズンを終えた。
2015年の9月から丸山茂樹の指導を受けている渡邉は「丸山さんの元でレベルアップして、今年は賞金女王を目標に頑張りたい」と今オフもロサンゼルスで合宿を行った。
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「(2015年に指導を受けた)最初の頃はアプローチやショートゲームが課題だったので丸山さんに教えてもらって、自分の中では大きく変わってきたものを感じる」と手応えを話していた渡邉。
2日目のこの日も9番パー4では「下りの逆目のような難しいアプローチだったけど、イメージ通り打てた。これまで柔らかく打つことが出来なかったので、オフの成果が出た」とグリーン外からチップインバーディを奪う。
さらに今年はコースマネジメントや大きいショット(ロングゲーム)のことも丸山さんからアドバイスをもらっているという。
今大会でもその進化が現れていた。大会初日の1番パー5では残り230ヤードを2オンしてイーグル。後半の13番、16番のパー5では2日連続でバーディを奪うなど、パー5だけで6アンダーを記録している。
飛距離を活かし3打目を短い番手で確実にピンそばにつけてバーディを奪うマネジメント。「大きいショットには自信を持っている。パー5でリズムが作れると良いので、明日の最終日もパー5がキーになる」と話す渡邉。
「今年は1つでも多く勝ちたいので明日はチャンス。去年は2位や3位とか上位で戦っているだけで満足していた部分がある。もっと自分にプレッシャーをかけて、2位や3位では満足しないで常に上を目指したい」と勝利への貪欲さを示した
昨年の同大会では1打及ばず2位となった渡邉。昨年のリベンジ、そして2015年以来の優勝をかけて最終日を迎える。
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