マンデートップ通過の16歳 岩?美紀が8位浮上「上位でドキドキしています」
2017年4月8日(土)午後7:58
「スタジオアリス女子オープン」2日目、首位タイでスタートした申 ジエが2日連続のノーボギーと完璧なゴルフで初日を上回る「66」をマーク、通算11アンダーで抜け出した。2位には「64」のビッグスコアを叩き出した原江里菜がつけた。
バーディ合戦となった2日目、原江里菜、申 ジエに次いで好スコアで回ったのはマンデートーナメントをトップ通過したアマチュアの岩?美紀(いわさき みのり)。6バーディ、2ボギーの「68」でプレー、通算4アンダーの8位タイで最終日を迎える。
「プロの試合にほとんど出場したことがなくて、2日目は菊地絵理香さんとのラウンドだからギャラリーも多いので朝から緊張していました。それでもバーディを獲ると歓声があって、もっと頑張ろうと思いました」と振り返った。
2日連続でパッティングが良かったという岩?。今大会のフェアウェイキープ率は60.7%(17/28)、パーオン率は55.6%(20/36)とプロのセッティングに苦しむも、1ラウンドあたりの平均パット数は25.5で堂々の3位。
下村真由美、三塚優子、渡邉彩香らを輩出しているゴルフの強豪校であるl埼玉栄高校に在学中で、この春に高校2年生になったばかりの16歳。
共にマンデートーナメントから決勝ラウンドへと進出し、ローアマ争いのライバルとなる同学年の後藤未有や吉田優利については「後藤さんや吉田さんは上手い!私は彼女たちのようにジュニアの試合で勝つことなんてないし、同学年ではぜんぜん下なんです」と控えめ。
普段から緊張すると言葉が片言になったり、パッティングで手が震えたりとよく緊張するという。緊張のせいか、2日目の10番パー5ではヤーデージを間違えてしまうなど、なんとも初々しい。
「マンホールの距離を間違えて、80ヤードのところを120ヤードと勘違いしてグリーンをオーバーしてしまいました」とミスからボギーを打ってしまい痛い1打なったが、「結構あることなのでそれほど驚かなかったです」と本人は至って冷静。
これまでに出場したプロのトーナメント3試合では全て予選落ち。今大会の目標は予選通過だったというが、明日の最終日を前に「上位に来てドキドキしています」と胸の高鳴りが収まらない。
ローアマのタイトル、そしてトップ10入りの可能性もある最終日。ハラハラどきどきの16歳のプレーにギャラリーから2日目以上の歓声があるかもしれない。
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4/10(月)放送回では「スタジオアリス女子オープン」を特集。
4/10(月)23:00?23:15
(写真:Getty Images)